ABEMA Ads(アベマ広告)とは?ABEMA TVの特徴・配信に適したシーン・注意点まで初心者向けに解説!
「ジモティー」とは、地域密着型の掲示板サービス。
無料で様々な情報を掲載でき、月間利用ユーザー数約1,000万人、会員登録総数約1,500万人、アプリ総DL数約1,700万人と、多くのユーザーが日々利用しています。
「ジモティーAds」は、ジモティーに直接掲載できる運用型広告サービスとして、2023年11月に登場しました。2024年5月には利用企業数が300社を突破するなど、こちらも急成長をとげています。
しかし、「そもそもジモティーって?」「ジモティーの有料オプションと、ジモティーAdsって何が違うの?」というユーザーも多いはず。今回の記事では、注目のジモティーAdsについて、以下の内容を初心者向けに解説します!
- ジモティー・ジモティーAdsとは
- ジモティーAds配信に適したシーン
- 配信時の注意点
- ジモティーAdsの始め方
ユニークワンではWebマーケティング事業を展開する企業として、50以上の業種、計1,250社のデジタルコミュニケーションを支援してきました。
またジモティーAdsの代理店であり、あらゆるWeb広告の支援実績がございます。運用代行をご検討されている方は、こちらからお気軽にお問い合わせください。
※この記事は2024年7月3日時点の情報をもとに作成しました。ジモティーAdsは活発にアップデートを重ねているため、掲載時から内容が変更になる場合がございます。最新の情報を知りたい方はこちらからお気軽にお問合せください。
目次
1. ジモティー概要
1-1. ジモティーとは
(引用:ジモティー 無料の広告掲示板)
ジモティーとは、地域密着型の情報掲示板サービス。
不用品の譲渡を中心に、不動産や求人情報など、地域生活に必要な11種のカテゴリを網羅。様々な情報を都道府県別や市区町村別に一覧化して掲載しています。
情報掲載などの利用料が無料で、ほかのメディアには掲載されないおトクな情報が豊富なことから、月間約1,000万人が利用する人気サービスです。
1-2. ジモティーの利用者層
(引用:ジモティーAds媒体資料)
ジモティーは、40代以上がユーザーの7割を占めており、年齢層がやや高いという特長を持っています。
その中でも既婚で子持ちのユーザーが6割以上と、ファミリー層に強いメディアと言えるでしょう。持ち家率は約5割、車保有率は約8割と、郊外のユーザーが多いと見られます。
一方男女比は1:1、エリア分布は全国平均の人口分布とほぼ同様。40代以上、郊外在住、ファミリー層をターゲットにした広告であれば、エリア・性別問わず幅広いユーザーに情報を届けられます。
1-3. ジモティーに掲載可能な情報カテゴリ
(引用:ジモティーAds媒体資料)
ジモティーといえば不用品の売買情報で知られていますが、実はそれ以外にも多数のジャンルを掲載可能。
とりわけ、通常投稿であれば掲載は無料なので、求人や不動産情報などは多くの企業が情報を出稿しています。
2. ジモティーAdsとは
(引用:月間1000万人が利用する地域情報サイト「ジモティー」でユーザーデータを活用した運用型広告配信プラットフォーム「ジモティーAds」の提供を開始 | 株式会社ジモティーのプレスリリース)
ジモティーAdsとは、ジモティーに掲載できる運用型広告のこと。この節では、その特長について解説します。
▼運用型広告についてはこちらの記事もご覧ください
【初心者向け】運用型広告とは?仕組みや種類、成果を出すためのポイントを解説!
サイトからの問い合わせや購入を増やしたい!と考えた時、インターネット広告は大いに役立ちます。なかでも「運用型広告」と呼ばれるタイプの広告が主流となっています。手軽に始められる一方、専門性が高いため効果的に運用できていない広告主様も多いです。
2-1. ジモティーAdsの特長
(引用:ジモティーAds媒体資料)
ジモティー内の登録情報や行動履歴をもとに、広告を配信するターゲットを定められるジモティーAds。
上図の通り、専門メディアやニュース・SNSと比較すると幅広いユーザー層とアクションに基づく高いターゲティング精度を兼ね備えていることがわかります。
【ジモティーAdsの特徴①高精度のターゲティングが可能】
ジモティーでは、性別・年齢等の登録情報、行動履歴・興味関心、広告のクリック履歴、利用エリアなどのユーザーデータを保持しています。
とりわけ、ジモティーは不用品の売買など、実際にユーザーが活発にアクションを起こすメディア。これらのデータを活用することで、ユーザーがいま、どこで、何を必要としているのかを把握し、効果的なターゲティングを行うことが可能です。
【ジモティーAdsの特徴②月間1,000万人以上が利用するメディアへ掲載】
公式の発表によると、ジモティーの月間ユーザー数は1,000万人以上。
また、多彩なジャンルについて掲載し、日本全国をカバーするユーザー層が利用しているので、様々な広告でターゲットにリーチさせることが可能です。
2-2. ジモティーAdsとジモティーの他の有料プランとの違い
ジモティーには、無料で投稿した内容をより多くの人に見てもらいやすくするための「有料オプション」という機能もあります。ジモティーAdsとこの有料オプションはどのように異なるのでしょうか?
「有料オプション」は、あくまで通常のフィード投稿の中で自社の投稿を目立たせるための機能。
通常投稿は、投稿後時間経過とともに徐々に掲載順位が下がります。24時間に一度掲載順位をトップに上げ直したり、フィード投稿の上部のPR枠を購入したりなどの機能を有料オプションとして購入することが可能です。
一方、ジモティーAdsは運用型広告。
「有料オプション」のように枠を買うのではなく、ターゲティング設定に基づいて広告の配信を行います。また、あくまでも通常投稿に課金する有料オプションとは異なり、独自のクリエイティブや遷移先LPを設定できます。さらに、インプレッション数(広告が見られた数)やコンバージョン数(広告から獲得した成果数)の計測ができるのも運用型広告の特長でしょう。
以下に紹介する多彩な配信面から、広告の掲載位置を選ぶことも可能です。
2-3. ジモティーAdsの配信可能面
続いて、ジモティーAdsはどのような面に配信可能か解説します。主に次の3箇所での配信が可能です。
①インフィード
(引用:ジモティーAds媒体資料より)
300×300ピクセルの静止画と最大35文字ずつのタイトルとテキストを入稿できる形式です。通常の投稿になじむサイズのため、広告感が薄く、自然な流れでユーザーからのクリックを獲得しやすい配信面です。
②インフィード大
(引用:ジモティーAds媒体資料より)
1200×628ピクセルの静止画と、最大35文字のタイトル、最大75文字のテキストを入稿可能な形式。「インフィード」よりも大きく表示されるので、より認知獲得に繋がりやすいと考えられます。また、画像サイズも大きいため、比較的情報量の多いクリエイティブを使用したい場合などに向いているでしょう。
③アンカー型広告
(引用:地域情報サイト「ジモティー」に出稿できる運用型広告配信プラットフォーム 「ジモティーAds」で下部に固定表示されるアンカー広告の配信を開始 | 株式会社ジモティー)
こちらのアンカー型広告は、2024年6月20日に登場したばかりの新しい配信面。サイト・アプリの画面下部に固定して常に表示される広告のため、視認性が高く、認知獲得を目的とした広告の場合にも有効です。
3. ジモティーAdsでの広告配信に向いているシーン
では、どんな広告の場合にジモティーAdsは効果を発揮するでしょうか。以下に特におすすめと考えられる配信シーンを紹介します。
3-1. 40代以上のファミリー層にリーチしたい
上述の通り、ジモティーAdsは40代以上のファミリー層がメインユーザー。そのため、既婚・子ども1人以上・車を1台以上保有しているといったターゲット像のサービスにおいて特に効果を発揮すると考えられます。
(引用:地域情報サイト「ジモティー」に出稿できる運用型広告配信プラットフォーム 「ジモティーAds」の利用企業数が300社を突破 | 株式会社ジモティー)
2024年1〜3月実績のジモティーAdsを利用した企業の業種内訳を見ると、金融や保険などの無形商材の分野でも多くの配信が行われています。
3-2. 地域に密着した情報に関わる広告
また、ジモティーは地域に密着した情報を多数掲載しているメディア。
地域に密着した情報の中でも特に、不動産や求人など、無料投稿も行われているジャンルではより精細なターゲティングが可能になるでしょう。
4. ジモティーAds配信時のポイント
この章では、実際にジモティーAdsを配信する際に気を付けるべきポイントをまとめました。
4-1. 出稿のスケジュール
ジモティーAdsは、申し込めばすぐに広告を配信できるわけではありません。広告配信までは下記の手順が必要になります。
①アカウント申込み(掲載開始の3営業日前まで)
まずはジモティーAdsアカウント開設フォームからの申込を行います。
②商材審査・広告主開設
お申込み後、商材審査を行い、問題なければ広告主アカウントを開設します。
③入稿(掲載開始日の2営業日前まで)
入稿は広告主アカウント開設後から可能です。
④広告審査
ジモティーAds広告掲載ガイドラインに沿って、広告内容の審査が行われます。
⑤配信開始
上記の通り、遅くとも広告配信予定日の3営業日前にはアカウントの申込が必要になります。
また広告の掲載可否を審査する時間や、広告のプランニング(目的や予算などを決めること)や、クリエイティブ制作の時間も鑑みると、余裕を持って準備をはじめておくべきでしょう。
4-2. 最低出稿料金がある
ジモティーAdsでは、10万円(税別)の最低出稿料金が設けられています。
10万円以下の広告費では出稿ができないので、配信検討時には必ず予算を確認するようにしましょう。
4-3. PCへの配信は不可
2024年7月現在、ジモティーAdsを配信可能なデバイスは、スマートフォン、またはIOS、androidのアプリ面のみです。
4-4. 動画クリエイティブの配信は一部配信面を除いてできない
現在多くの広告媒体で人気の動画クリエイティブですが、「インフィード大」を除いてジモティーAdsでは静止画以外を配信できません。
「インフィード大」ではpng、jpegのほかに、gif形式でのクリエイティブを入稿可能です。mp4などは入稿できないので、他媒体で配信したクリエイティブの流用を検討する場合は、形式についてよく確認するようにしましょう。
5. ジモティーAdsの始め方
ジモティーAdsで広告を配信するにあたって、①自社で配信を行う、②代理店に配信を依頼するの2つの方法があります。それぞれのメリット・デメリットを開設します。
5-1. 自社でジモティーAdsに出稿する
【メリット】
・広告費以外の費用をおさえることができる
【デメリット】
・クリエイティブ制作などを外注する場合、制作費やコミュニケーションコストがかさむ可能性がある
・広告運用にリソースが割けず、効果的にPDCAを回すのが難しい可能性がある
運用型広告は、成果を見ながらクリエイティブや配信設定を調整していくのが定石。慣れていないと、効果的にPDCAを回すことができず、うまく成果に繋がらない場合も。
また、自社で広告配信を行い、クリエイティブ制作を外注する場合には、制作費だけではなく、広告の意図を正確に伝えるコミュニケーションコストがかかることも想定しておくのがベストです。
5-2. 代理店にジモティーAds出稿を依頼する
【メリット】
・プロの広告運用の目線で、効果的にPDCAを回し成果を獲得するノウハウを持っている
・制作までワンストップで依頼できる代理店の場合、広告戦略に合わせ柔軟に広告クリエイティブについても相談できる
【デメリット】
・広告費以外に配信手数料などがかかる
自社で配信を行う場合のデメリットは、代理店に広告運用を依頼することで解消可能な場合があります。
繰り返しになりますが、運用型広告は、配信の成果を見ながら随時調整を行い、より成果を獲得できる広告に最適化していくもの。実際のデータを分析しながら最適な次の一手を打つためには、広告のプロに相談するのも一つの手です。
特にジモティーAdsは登場したばかりの新しい広告媒体。
日進月歩で配信メニューや仕様が変更になることも十分考えられます。自社だけでノウハウを蓄積するのは難しいので、媒体の最新情報をもつ代理店と二人三脚で成果を獲得するのがおすすめです。
6. まとめ
今回は、ジモティーAdsの基本事項について解説しました。
- ジモティーAdsは新しい広告媒体
- 40代以上・ファミリー層が主なユーザー層
- 効果的な配信を行うためには、代理店に相談するのもおすすめ
ジモティーAdsはまだまだ登場して日が浅く、実際の配信事例やクリエイティブ制作に関してノウハウがなく不安な企業様がほとんどです。
ユニークワンではWebマーケティング事業を展開する企業として、50以上の業種、計1,250社のデジタルコミュニケーションを支援してきました。
またジモティーAdsの代理店であり、あらゆるWeb広告の支援実績がございます。運用代行をご検討されている方は、こちらからお気軽にお問い合わせください。