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コラム

Twitterキーワード広告とは?Twitter(X)の検索連動型広告と呼ばれる理由・配信設定方法・運用のコツなど詳しく解説します

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Twitterキーワード広告_fv

Twitterキーワード広告(旧:Twitter検索キーワード広告)とは、Twitter独自の検索連動型広告で、情報やサービスを積極的に求めている「強い意図をもつユーザー」にリーチさせることができます。

Twitterキーワード広告は2023年1月25日にローンチされたばかりの、新しい広告キャンペーン。今回は、Twitterキーワード広告の特徴や配信設定の方法、運用のコツなど詳しく解説します!

  • Twitterキーワード広告とは
  • 従来のキーワードターゲティング広告との違い
  • 配信設定方法
  • 運用のポイント

ユニークワンはインターネット広告専業の代理店として、800社以上のお客様を支援してまいりました。

Twitter広告に関するご相談も承っております。こちらからお気軽にお問い合わせください。

※2023年7月時点で、「Twitter」は「X(エックス)」へ変更されました。

 

1.Twitterキーワード広告(旧:Twitter検索キーワード広告)とは?

初めに、Twitterキーワード広告の概要について解説します。

ちなみに、2023年1月25日ローンチ当時は「Twitter検索キーワード広告」でしたが、現在は「Twitterキーワード広告」という名称になっています。

1-1.Twitterの検索連動型広告

Twitterキーワード広告が「Twitter独自の検索連動型広告」と呼ばれる理由は、Twitterの検索キーワードに対して広告を配信できるからです。 

従来のTwitter広告は、ユーザーの興味関心やその他の情報をもとに、検索結果に広告を表示していました。それと比べて、下記のようなメリットがあると言われています。

サービスや商品はもちろん、Twitter上の話題に対して親和性の高いメッセージを今まで以上に届けることができます🔥(引用元:https://twitter.com/TwitterMktgJP/status/1618154301754585100?s=20

Twitterキーワード広告_ツイート

(引用元:https://twitter.com/TwitterMktgJP/status/1618154301754585100?s=20

「検索連動型広告」と言われると、GoogleやYahoo!の検索連動型広告が思い浮かびませんか?一般的に検索キャンペーンというと、商品やサービスを積極的に求めているユーザーへ広告を届け、直接的な成果を求める際に配信されます。

Twitterキーワード広告も同じように、「広範囲のユーザー」というよりは「関連性の高いユーザー」へ絞って配信ができるものです。 

1-2.Twitterキーワード広告の入稿仕様

公開されているTwitterキーワード広告の入稿仕様を以下にまとめました。

表示エリア 検索結果ページ
表示条件 トレンドキーワードクリック・ハッシュタグクリックで検索結果ページに遷移した時
広告枠 ローンチ時は検索結果の3つめのツイートとして表示。(2つめのツイートとして表示されるようにアップデート予定)
マッチタイプ 完全一致
マッチについて ・大文字小文字は判別なし  (「Apple」と「apple」は同一キーワード) ・複数形は別ワード (「Apple」と「Apples」は別ワード) ・ハッシュタグの有無で別々に判別 (「#Twitter」 と「 Twitter」 は別キーワード)
キーワード 1広告グループにつき200個・140文字まで
ターゲティング 地域、属性、デバイス、オーディエンス除外
利用可能クリエイティブ テキスト/静止画/動画/カルーセル/DPA(通常のプロモツイートと同様)

※参考:新プロダクト「Twitter キーワード広告」ローンチのお知らせ

 

2.従来のキーワードターゲティング広告との違い

Twitter広告には、指定した任意のキーワードをもとに、Twitterで検索・ツイートした言葉やフレーズに基づいてターゲティングする「キーワードターゲティング」という方法があります。

「キーワード」を使用する点から混同する方もいるかもしれませんが、キーワードターゲティングとTwitterキーワード広告には明確に違いがあります。

2-1.表示の条件

Twitterキーワード広告は、「トレンドキーワードクリック・ハッシュタグクリックで検索結果ページに遷移した時」に広告が表示されます。

一方で、キーワードターゲティングは、「広告キャンペーンでキーワードを指定し、ユーザーがそのキーワードを含んだツイートをしたり、そのようなツイートに反応したりする場合」に広告が表示されます。

2-2.表示エリア

Twitterキーワード広告の表示エリアは「検索結果ページ」です。

Twitterキーワード広告_検索結果画面

キーワードターゲティングは、「ホームタイムライン」「プロフィールとツイートの詳細ページ」「検索結果」の3つの場所で表示されます。ホームタイムラインはデフォルトで設定されており、プロフィールとツイート詳細ページ・検索結果はオプションによってカスタマイズすることができます。

Twitterキーワード広告_表示画面

(引用元:Twitter広告ヘルプセンター 広告クリエイティブの仕様

2-3.マッチタイプ

Twitterキーワード広告のマッチタイプは「完全一致」。大文字小文字は判別なし・複数形は別ワード・ハッシュタグの有無で別々に判別、などの細かい条件があります。

一方、キーワードターゲティングは「部分一致」です。

・キーワードの#ハッシュタグを含める必要はありません。#ハッシュタグはキーワードをターゲティングするときに、自動的に含まれます。たとえば、「コーヒー」というキーワードを追加すると、ターゲティングに「コーヒー」と「#コーヒー」が追加されます。

・キーワードは、語順にかかわらず、そのキーワードが含まれているツイートが対象となります。キーワードの間に別の言葉が入っているものも含まれます。関連用語、活用形、類義語、スペルミス、および俗語も含まれます。たとえば、「ブラックコーヒー」というキーワードは、「私はコーヒーはブラックが好きです」や「コーヒーをブラック以外で飲む方法はありますか?」などのツイートに一致します。(引用元:キーワードターゲティング

 

3.Twitterキーワード広告の配信設定方法

続いて、Twitterキーワード広告を配信する際の入稿手順について解説します。

3-1.Twitterで広告を掲載する条件

記事執筆時点(※2023年6月21日)では、Twitterへ広告を出稿するには「Twitter Blue」または「Twitter Verified Organizations」に加入する必要があります。

従来はどのアカウントでも、一定の条件が満たされていれば認証バッジがなくとも広告を掲載することが可能でしたが、仕様の変更がありました。

そのため、広告を出稿する企業側のTwitterアカウントが、Twitter Blueに加入しているか、または金色バッジを受け取っているアカウントかを確認をしましょう。

※Twitter Blueについては下記をご参照ください。

Twitter Blue、企業アカウントは加入すべき?サブスク申請方法や新機能、メリットまで解説!

Twitter Blue(ツイッターブルー)とは、青い認証バッジやツイートの編集など、通常アカウントにはない機能を利用できる有料制サブスクリプションサービスです。Twitter Blueの基本や登録手順、企業が加入するメリットまで詳しく解説します。

3-2.広告キャンペーンの目的を選択する

条件が揃ったら、管理画面の設定へ移ります。

最初に、広告のキャンペーン目的で[キーワード(Keywords)]をクリックし、[次へ(Next)]をクリックしましょう。

Twitterキーワード広告_管理画面

3-2.キーワードと入札戦略を設定する

[キーワードターゲティング]の項目で、対象とするキーワードを1広告グループにつき200個・140文字まで指定しましょう。

3-3.広告クリエイティブやその他の設定する

その他オーディエンスや予算、スケジュールの設定などは通常のキャンペーンと同様に設定できます。

広告クリエイティブで静止画や動画を利用する際は、下記が推奨です。

静止画 動画
アスペクト比

[モバイル]
1.91:1

[デスクトップ]
2:1~1:1

1:1
※推奨 16:9

ファイルサイズ 3MB以内

1GB以内
(30MB未満推奨)

 

4.Twitterキーワード広告の運用ポイント

最後に、Twitterキーワード広告を運用する際のポイントについて3つご紹介します。

4-1.キーワードの選定は工夫が必要

現状、Twitterキーワード広告は表示回数が少ない傾向にあると言われています。

マッチタイプが完全一致ということや、キーワードターゲティングに比べて配信面が狭いことを考慮すると、Twitter内のユーザーをかなり絞った状態で配信されます。

狙ったユーザーへピンポイントに配信はできる一方で、想定していたような配信結果が得られない場合、キーワードの幅を広げてみると良いでしょう。

例えば、季節性やトレンドを意識したキーワードを含めてみてください。Twitterは広告だけでなく、通常のツイートでもこれらを踏まえるとインプレッション数が伸びる傾向にあります。

▼トレンドをハッシュタグで追加した投稿(ユニークワン公式Twitter)

Twitterキーワード広告_例

(引用元:https://twitter.com/unique1jp/status/1663454844215230464?s=20

4-2.最新情報を常にチェックする 

Twitter キーワード広告はまだローンチしたばかりで、機能が予告なく変更になる場合があると言われています。随時アップデートがある可能性が高いため、最新情報は定期的にチェックしておく必要があります。

Twitter キーワード広告はオープンベータのローンチですが、すべての広告主で利用可能です。また、皆さまからのフィードバックなどをいただきながら随時プロダクトのアップデートおよび効果改善を行いますので、上記の機能が予告なく変更になる場合がございます。(引用元:https://blog.twitter.com/ja_jp/topics/product/2023/introducing_Twitter_Search_Keywords_Ads

4-3.プロに相談する

Twitterキーワード広告は新しく、まだまだ公開されている情報が少ないため、手間がかかるでしょう。

また、配信したことがない広告に挑戦するには不安があると思います。

そのため、広告のプロに依頼するのも一つの手段です。

ユニークワンはインターネット広告専業の代理店として、800社以上のお客様を支援した実績があります。ショッピングにお悩みなら、ぜひこちらからご相談ください。

 

5.まとめ

今回は、Twitterキーワード広告について解説をしました。

  • Twitter独自の検索連動型広告で、狙ったユーザーに配信できる
  • キーワードターゲティングの広告とは配信面や表示の条件などが異なる
  • 改善段階であり、機能が予告なく変更になる場合がある

ユニークワンでは、多くの企業様の運用型広告・純広告を支援してまいりました。

Twitterキーワード広告にご興味がある方は、お気軽にこちらよりご相談・お問い合わせください。

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