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コラム

note proおすすめ機能まとめ!企業note運用担当者のお悩み別に解説

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note proおすすめ機能まとめ_アイキャッチ

 

note(ノート)は、ここ数年で急成長しているコンテンツプラットフォームです。

従来は個人ユーザーによる利用が多かったnoteですが、この10月には法人アカウント数が3万件を突破しました。

オウンドメディア活用が当たり前になった昨今、noteは法人にとっても利用が欠かせないツールになったといっても過言ではありません。

手軽に自社の情報発信を行えるnote。

しかし、運用指針を決めるための効果測定の方法や、自社のオリジナリティを出す方法、業務コストを減らし効率的に運用を行う方法など、企業note担当者が運用上の課題を感じるケースも…

これらの課題は、法人向け有料機能「note pro」の導入によって解決できるかもしれません。

自らnote proを広報に活用してきたノウハウを活かし、「コンテンツ発信サポートサービス」の提供も行うユニークワンが、note proのおすすめ機能について詳しく解説します。

  • noteと他のSNSの違い
  • note(無料プラン)/noteプレミアム/note proの違い
  • 公式note運用者が抱えがちなお悩みを解決する、note proのおすすめ機能
  • 企業によるnote pro活用事例

note proのご相談・お問い合わせはこちらからお気軽にどうぞ!

 

1.そもそもnoteとは?ほかのSNSとの違いは?

まずはnoteについて、概要をお伝えします。

1-1. 「note」とは、「ストーリー」を伝えるコンテンツプラットフォーム

noteはテキストや写真、イラスト、動画などのコンテンツを誰でも投稿できるコンテンツプラットフォーム

(引用:noteトップページ

noteの設計思想は「クリエイターが自分の想いを発信しやすいサービスであること」。

WEBの知識がなくとも直感的に操作可能なエディタ画面や、ランキングや広告のないシンプルなUI/UX(UI=ユーザーインターフェースとは、デバイス上でユーザーが操作する要素のこと。UX=ユーザーエクスペリエンスとは、ウェブサイト等を利用した際にユーザーが得られる体験のこと)が特徴です。

自由な情報発信をささえるクリエイター目線の媒体となっているため、自社の想いや理念などのコアなストーリーを伝えるのにもうってつけ

企業のブランディングを行う際に有効なプラットフォームと言えます。

1-2. X(旧twitter)、Instagram、Facebookとはここが違う

手軽に活用できるオウンドメディアと言えば、ほかにもX(旧twitter)、Instagram、Facebookなどのソーシャルメディアが挙げられます。

これらの媒体との最大の違いは、noteはストック型のプラットフォームであること。

ストック型…時間がたってもコンテンツとしての価値が衰えず、継続してユーザーに求められるコンテンツ。

フロー型…ニュース速報など、情報の更新頻度が高く、短期的にユーザーに求められるコンテンツ。おおよその場合、SNSのコンテンツはこちらに分類されます。

ストック型コンテンツのメリットは、情報を長期的に蓄積し、資産化できること。

noteのような記事型コンテンツが中心のプラットフォームは、専門性の高いノウハウ記事や、自社の理念やストーリーを伝えるコンテンツの発信に最適

質の高いコンテンツを継続して公開することは、SEO(検索エンジン最適化)対策に繋がります。

また、note自体が検索エンジンからの高い評価を受けているので、新しくウェブサイトを作成するよりも検索からの流入を多く見込めます

つまり、noteを使った情報発信は、SNSの弱点でもある情報の蓄積と、検索エンジンからの流入をカバーできるということ。

言い換えれば、自社のコアなファンを育てていくことと、新規流入の獲得を同時に達成できるということでもあります。

1-3. 「想い」を伝えるならnote

一方で、短期間の関心を多くのユーザーから集めるのには、SNSのようなフロー型コンテンツの方が適しています。

ストック型のコンテンツは、情報が蓄積されることで長期的な資産としての価値を発揮するからです。

質よりも鮮度が重要なフロー型のコンテンツの方が、コンテンツの制作に時間がかからない傾向もあります。

しかし、ユーザーの満足度の高い情報を継続的に公開することは、「この企業は有益な情報を届けてくれる」という信頼につながります。

一過性の広まりはなくとも、信頼感や愛着を高め、良質な顧客を育てていくことができるのです。

そして、ストック型のコンテンツはしっかり読んでもらえるというのもポイント。

自社のカルチャーや商品開発の背景など、「想い」を発信するならストック型のnoteを利用するのがおすすめです。

 

2.note(無料プラン)/noteプレミアム/note proの違い

noteのアカウントには、note proに加え無料プラン、noteプレミアムといった3つのプランがあります。 

主な機能の違いは、下記の表を見るとわかりやすいです。

(引用元:noteとnote pro機能一覧

2-1. note(無料プラン)

noteは、誰でも無料でアカウントを開設してコンテンツを作成できます。ただし、無料で使える機能は限られています

2-2. noteプレミアム

クリエイター向けの有料プラン。予約投稿や月額制で記事を販売できる機能などが使用可能。月額は550円(税込)です。

2-3. note pro

「note pro」は、企業・法人向けの有料プラン。フリーランスの方でも契約可能です。

月額料金88,000円(税込)で多数のオプションを利用できます。

2-4. 企業公式アカウントにnote proがおすすめな理由

無料プランを使えば、費用をかけずにかんたんに情報発信を始められます。

単にコンテンツを公開するだけなら、無料プランでも十分にnoteを活用していくことが可能です。

しかし、企業公式アカウントとして成果を獲得したいのなら、note proの導入をおすすめします。

コンテンツマーケティングで成果を出すには、しっかりとした分析や一貫したブランディング、効率的な運用が必要不可欠

note proには、それらをサポートする機能が多数備わっています。

最初から月額費用を掛けるのが不安という方は、まずは無料プランでnoteを開始してみましょう。

あとからnote proへアップグレードしても、無料プランで作成した記事やプロフィールはそのまま残ります。

面倒な移行作業も必要ありません

 

3.お悩み別note proおすすめ機能

具体的に、note proではどのような機能を利用できるのでしょうか?

企業note担当者が抱えがちなお悩みごとに、おすすめの機能をまとめました。

3-1. リード獲得につなげたい

2023年10月から新しく、note読者のメールアドレス情報を集められる機能が登場しました。

(引用元:読者のメアドを活用できるように!メアド入力で記事全文公開する機能ができました[note pro 新機能紹介]

記事内の任意の段落から先を読むのにメールアドレスの入力を求められるようになりました。

入力されたメールアドレスは、記事ごとにCSVでダウンロードが可能。

記事のターゲットごとに、ダイレクトマーケティングのリストを獲得できます。

3-2. 効果測定をしてもっと成果を伸ばしたい

note proには独自のnote pro アナリティクスβ」という分析機能がついています。

(引用元:note pro アナリティクスβ(分析機能)の使い方

 

テキスト記事のPV数や読了率、スキ率、参照元(ユーザーの訪問元となった外部サイト)などを確認できます。

無料プランでも、「ダッシュボード」にてアクセス情報の確認は可能。

しかし、note pro アナリティクスβは、ダッシュボードに比べてより詳細な分析が行えるのです。

1.分析できる期間

ダッシュボードでは、週・月・年・全期間の4タイプで分析できます。

一方アナリティクスβでは、分析期間を自由にカスタムできます

たとえば、大きな流入の見込めるパブリシティがあったタイミングに絞ってデータを確認できるので、他メディアと連携した効果測定も可能になります。

2. PV数を確認できる

note proではPV数を見ることができます。無料プランではビュー数が見られますが、これはPV数とは違うものです。

全体ビュー数…記事ページと記事がタイムラインなどの一覧ページに表示された回数の合計

PV数…記事ページの閲覧回数と、クリエイターページの表示回数、マガジンページの表示回数、を足した合計の数値

全体ビュー数は一覧ページへの表示も含まれるので、「インプレッション数」に近いイメージですね。

どちらも純粋なページビュー、という訳ではないですが、よりページビューに近いのはアナリティクスβの「PV」といえるでしょう。

3.確認できるデータ

ダッシュボードでは、全体ビュー、コメント数、スキ数の確認が可能。

アナリティクスβでは、上記に加え、スキ率、フォロワー獲得数、読了率(記事を最後まで読んだ人の割合)、参照元(ユーザーがどんな経路でnoteにたどりついたのか)を確認できます。

note proおすすめ機能_アナリティクスで確認できるデータ

(引用元:note pro アナリティクスβ(分析機能)の使い方

どんな記事が自然検索に強いのか、最後まで読まれた記事と読まれなかった記事の違いは何かなど、コンテンツの改善に必要なデータを知るには、アナリティクスβの利用が欠かせません。

3-3. オリジナリティを出したい

note proでは、コンテンツの内容以外でも、自社らしさを示すことが可能です。

1.デザインカスタマイズ

(引用元:noteをカスタムして自社メディアらしさを表現するための5つの設定 

ウェブサイトなど、カスタマイズ性の高いオウンドメディアでは、自社のイメージカラーを使って統一感を出すことが必須。

note proではボタンやリンクの色を変えられるので、見た目も自社のトーンに合わせることが可能です。

2.メニューカスタマイズ

(引用元:noteのメニューをカスタムするための方法

note proでは、ファーストビューに表示される「メニュー」をカスタマイズすることができます。

デフォルトのメニューの表示/非表示の選択や独自のメニューを追加できるほか、自社サイトなどの外部リンクも挿入可能。

コンテンツの内容やnote運用の目的にあわせてカスタマイズすることで、自社のカラーをさらに押し出せます。

3.独自ドメイン 

ドメインとは、「https://example.com」のURLのうち、「example.com」に当たる部分です。

note proでは「example.com」の部分を自由に設定できます。

(引用元:【企業でnoteを使いこなそうシリーズ第1弾】独自ドメインにしたらイイことあるの?

独自ドメインを使うことで、自社らしさをアピールできたり、Googleアナリティクスが利用できるようになったりします。

(noteでGoogleアナリティクス解析をするには有料オプションが必要になります。詳細はこちらを参考ください)

3-4. 業務効率を上げたい

note proは機能面でもセキュリティ面でも、効率のいい運用をサポートしてくれます。

1.予約投稿ができる

noteの無料プランでは、記事の予約投稿ができません。

公開したい日時が決まっている場合には、そのタイミングにあわせて公開ボタンを押さなければなりません。

note proでは、予約投稿の機能を利用できます。

こちらを利用することで、まとめて記事を制作して公開予約をしておいたり、読まれやすい日時や曜日を狙って記事を公開することが容易になります。

2.セキュリティ機能の充実

記事の制作や分析を複数の社員で行ったり、外注したりする際に、気になるのがセキュリティですよね。

note proには権限管理の機能がついているので、複数人での運用も安心。

自社のアカウントに編集メンバー、分析メンバーのアカウントを紐づけることで、記事の参照・編集・公開権限、アナリティクスβのアクセス権限、限定コンテンツのアクセス権限をそれぞれ付与できます。

また、IPアドレスを登録して管理画面へのアクセスを制限することも可能

例えば自社オフィスの固定IPアドレスを登録することで、社内以外からのログインを制限できます。

3-5. SNS、コーポレートサイトなどの他の自社メディアとも連携したい

note以外のオウンドメディアと連携し、相乗効果を狙いたい場合は下記の機能がおすすめです。

1.SNSリンクの設定

無料プランでもリンクが追加できるX(旧twitter)やFacebook以外にも、YouTubeやInstagram、LINE、TicTok、自社のウェブサイトのリンクを表示するためのアイコンが用意されています。

(引用元:各種SNS、自社サイトなどのURLを表示する設定 (note proアカウント向け

2.記事全文のRSS配信

無料プランでも最新の記事一覧とマガジンをRSSで配信していますが、note proでは最新記事の全文もRSSで取得することが可能

最新の記事全文を自社サイトやアプリなどにかんたんに流用できます。

こちらの機能は、独自ドメインの接続を行うことで利用可能になるので、ぜひ併せてご利用ください。

3-6. noteの閲覧数を増やしたい

どうやったらもっと多くの人に記事を読んでもらえるのか?

そんな率直なお悩みにも、note proは応えてくれます。

2023年10月のアップデートにより、noteトップページ内のレコメンド枠の表示のアルゴリズムが変更されました。

このレコメンド枠とは、読者の興味関心に応じて、表示される記事がカスタマイズされるブロック。

(引用元:読まれるチャンスがnoteの約2倍!note proなら届きやすい![note pro 新機能紹介]

note proアカウントから発信された記事は、その他プランのアカウントからの発信にくらべ2倍優先的に表示されるようになったそう。

note proから記事を配信すれば、内容に関心を持つ可能性が高い読者の目に触れる機会が増え、PVの向上が期待できます

※ユニークワンnoteでも、実際に読まれやすくなったのか検証しています。詳細はこちら

 

4. note pro成功事例3選

ここからは実際にnote proを積極的に活用している企業事例を紹介します。

4-1. 早川書房

(引用元:早川書房公式noteより)

早川書房は、ミステリ・SF・ノンフィクションを中心とした出版社。

担当書籍を売り込む「WEB版のPR誌」として、書籍・雑誌の編集者全員で運用しています。

・ピックアップ事例:【終了】読書の秋、SFの秋? 電子書籍でSFを読もう! 300点以上のタイトルが最大半額、「海外SFセール」開催中!

noteはブランディング以外にも販促にも最適。

こちらの記事では、セールイベントに合わせ対象書籍300点以上を一覧にしてまとめています。

なんと、記事読者の2割以上が書籍の購入に至ったそう。

noteを通じて売上になったり、出版企画の種になったりと、多彩な運用を行っています。

4-2. Zaim

(引用元:株式会社Zaim公式noteより)

家計簿サービス「Zaim」を提供する株式会社Zaimは、採用強化を目的としたnoteを運用しています。

こちらのnoteはマガジン機能の活用が特徴。

社員の個人アカウントに紐づいた投稿を行い、どんな風にサービスに向き合って働いているか、社員の声を発信しています。

・ピックアップ事例:地方在住フルリモートでオンボーディングした IT 業界未経験のワーママの話

実際に社員の方が書いた記事をご紹介。

Zaimへの転職を決めた理由、その際に悩んだことなど、求職者が知りたいリアルが発信されています。

Zaimでは、記事の最後に採用サイトへのリンクを追加し、エントリー数を1.5倍に向上させることに成功。

また、同僚の想いを知ることで、他の社員のロイヤリティを高めることにもつながったとか。

採用だけではなく、社内広報としても功を奏しています

4-3. ユニークワン

最後に当社、ユニークワンのnoteをご紹介します。

1. 広報でnote proをフル活用!

ユニークワンは、新潟県を拠点として「Webマーケティング支援」「Webメディア運営」の2つを中心に運営しているWeb広告代理店です。noteを使いだしたのは、2020年9月から。最初は採用広報目的でnoteを始めました。

その後、ブランディングや販促広報など幅広い用途でもnoteを活用するようになり、note pro公式アカウントから紹介してもらうまでになりました。

※note pro公式アカウントで取り上げられたユニークワンの記事はこちら

2.全国で数社のみ!「note proセールスパートナー」に認定

上記のような実績が認められ、2022年からユニークワンは全国で数社のみの「note proセールスパートナー」に認定されました!

自社で培ったノウハウを元に、たくさんの企業のnote活用のサポートを引き受けています。

サポートの中には、note運用以外にも応用できるWEBライティングのレクチャーや、記事制作のお手伝いも。

自社で120記事以上を公開してきたノウハウをおしみなくお伝えしています。

 

5.まとめ:note proを活用して企業公式noteを効率よく成長させよう

今回はnote proのおすすめ機能をお悩み別に解説してきました。

  • note proは企業・法人向けの有料プランのこと
  • note proにはリード獲得、PV数、業務効率の向上などにつながる有効な機能がたくさんある

多数の魅力的な機能のあるnote pro。

しかし、多岐に渡る機能を使いこなせるか不安に思った方もいるかもしれません。

先にお伝えした通り、ユニークワンでは自社の豊富な実績を活かし、note proの機能の活用からコンテンツの制作までお手伝いをさせていただいています

導入を検討すべきか悩んでいる、もっと詳しくnote proの機能を知りたいという段階でも、お気軽にご相談ください。

note pro のご相談・お問い合わせはこちらからどうぞ!

 

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