Webライティングとは?読者に伝わる記事を書く10のコツを丁寧に解説
コラム
note pro(ノートプロ)とは、noteの企業・法人向けの有料プランのことです。フリーランスの方でも契約できます。月額88,000円(税込)の料金で、記事の予約投稿やオリジナルのアナリティクスで細かい分析が可能。また、noteによる手厚いサポートを受けることもできます。
「同じnoteなら、無料プランでも構わないのではないか?」と思われるかもしれません。しかし、note proには無料プランにはないメリットがたくさんあります。これから企業や法人でnote運用を考えているなら、note proの導入がおススメです。
今回のコラムでは、下記を解説します。
- note proと無料プラン、noteプレミアムの違い
- note proのメリット
- 企業でnote proを運営するコツ
- 企業によるnote活用事例
ユニークワンは今年9月、「note proセールスパートナー」に認定されました!
120記事以上のnoteを公開してきたノウハウを活かし、「コンテンツ発信サポートサービス」の提供をスタートしています。
note proのご相談・お問い合わせはこちらからお気軽にどうぞ!
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ユニークワンでは、採用広報・ブランディング目的で毎週「note」を更新しています。
今までに公開した記事は140以上!さらに、「note proセールスパートナー」に認定されました。
今回は、注目のプラットフォーム「note」についてアンケートを実施!
所要時間は【1分/全4問】。回答者には「【note×ユニークワン】社内外に効果を生む企業広報のコツ セミナー資料」を無料プレゼントいたします。
目次
1.note proとは?
まずはnote proについて、概要をお伝えします。
1-1.そもそも「note」とは?
note proをご説明する前に、そもそも「note」とは何かについて解説します。
noteとは誰でもテキストや写真、イラスト、動画などのコンテンツを投稿できる「コンテンツプラットフォーム」です。
(引用元:noteトップページ)
note株式会社のミッションは「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」こと。
noteでは、誰でも創作を楽しんで続けられるように、安心できる雰囲気や多様性を大切にしています。
「ブログを書いたことがない」「Webに関する知識がない」という方でも、簡単にコンテンツを投稿し続けることができる。それがnoteというプラットフォームなのです。
1-2.note proは企業・法人向けの有料サービス
そんなnoteが企業・法人向けの有料プランとして紹介しているのが「note pro」。フリーランスの方でも契約可能です。note proは月額料金88,000円(税込)で下記のようなオプションが利用できます。
・note機能のグレードアップ
・note proのカスタマーアクセスの個別サポート
・note proを使っている企業との勉強会などのコミュニティ参加
1-3.note proとnote、noteプレミアムの違い
noteのアカウントには、note proと無料プラン、noteプレミアムの3つがあります。
・無料プラン…誰でも無料でアカウントを開設してコンテンツを作成できます。ただし、使える機能は限られています
・noteプレミアム…クリエイター向けの有料プラン。予約投稿や月額制で記事を販売できる機能などが使用可能。月額は550円(税込)です
・note pro…企業・法人向けの有料プラン。無料プラン・noteプレミアムよりも多くの機能が使えます
3つの違いについては、下記の表がわかりやすいでしょう。
(引用元:noteとnote proの機能一覧)
2.note proのメリット
note proには、企業が利用するのに便利な機能やメリットがあります。
2-1.予約投稿ができる
noteの無料プランには、予約投稿できる機能がありません。記事を下書きで書いたら、手作業で公開しなくてはいけないことに。
note記事には「読まれやすい時間帯や曜日」があります。下記の表の「時間帯別アクティブ率」を参考にするとよいでしょう。アクティブ率の高い時間帯や曜日は、必然的に記事が読まれやすくなります。
(引用元:あなたがnoteを投稿すべき時間は決まっている)
読まれやすいタイミングを狙い、手作業で記事公開するのは大変。予約投稿機能があれば、狙った日時に記事を公開できます。
2-2.詳細なアナリティクスが見られる
note proには独自の「note pro アナリティクスβ」という機能がついています。
note pro アナリティクスβはnote pro専用の分析機能。テキスト記事のPV数や読了率、スキ率、参照元(ユーザーの訪問元となった外部サイト)などを確認することができます。
(引用元:note pro アナリティクスβ(分析機能)の使い方)
無料プランにも「ダッシュボード」というアクセス情報を確認できる機能はあります。しかしnote proアナリティクスβは、ダッシュボードに比べてより詳細な分析が行えるのです。
1.詳細な日付を設定できる
note proアナリティクスβでは、細かい日付を設定して分析をすることができます。ダッシュボードでは大まかな日付しか設定できません。
(引用元:note pro アナリティクスβ(分析機能)の使い方)
2.PV数を確認できる
note proではPV数を見ることができます。無料プランではビュー数が見られますが、これはPV数とは違うものです。
・ビュー数…記事ページと記事がタイムラインなどに表示された回数の合計
・PV数…記事ページのPV数。つまり、Webサイトで表示されたページの閲覧数になるので、上記のビュー数とは異なります
3.読了率を確認できる
PV数のうち、記事を最後まで読んだ人の割合が見られるのもnote proならでは。読了率は記事本文がすべて表示されたら読了として計算されます。
4.参照元を確認できる
ユーザーがどんな経路でnoteにたどり着いたのか、円グラフで確認することができます。
(引用元:note pro アナリティクスβ(分析機能)の使い方)
note proはユニークワンでも利用中です。実際にnote proアナリティクスβを使ってみた感想をnoteにまとめています!こちらもぜひ参考にしてみてください。
※ユニークワンnoteでは「note proの機能を使ってみた」シリーズもあります。詳細はこちら!
2-3.独自の手厚いサポートが受けられる
note proのメリットは「予約投稿」や「詳細な分析」だけではありません。
下記の様な独自サポートが受けられるのも特徴です。
1.導入運営の個別サポート
note proを立ち上げた後、まずはキックオフミーティングで導入をフォローします。キックオフミーティングとは、noteの目的や概要などを確認し合う場です。
noteを運営するには、目標やターゲットをしっかりと決めることが必要不可欠。note proプランでは、「戦略設計」からプロがサポートします。
他にも定期的に質問を受け付けてくれる、「なんでも相談会」の実施も。
2.note proを契約している企業向けの勉強会
noteの書き方や運用の仕方など、最初は戸惑うこともあるかもしれません。note proでは、そんな企業向けにnoteの勉強会を実施。ファンがつく文章の書き方やタイトルの付け方を、経験豊富な担当者がレクチャーしてくれます。
3.note pro契約者のコミュニティに参加できる
noteを運営している他企業が、どのようにnoteを活用しているか気になりませんか? note proを使うと、契約社同士のコミュニティに参加することが可能!
他社の運営方法を知ったり、担当者同士で交流できたりします。
2-4.独自ドメインや独自のロゴを使用できる
ドメインとは、「https://example.com」のURLのうち、「example.com」に当たる部分です。
note proでは「example.com」の部分を自由に設定できます。
(引用元:【企業でnoteを使いこなそうシリーズ第1弾】独自ドメインにしたらイイことあるの?
独自ドメインを使うことで、自社らしさをアピールできたり、Googleアナリティクスが利用できるようになったりします。
(noteでGoogleアナリティクス解析をするには有料オプションが必要になります。詳細はこちらを参考ください)
また、無料プランのヘッダーは、左上にnoteのロゴが表示されます。note proではこのロゴを自社のものに差し替えることが可能!
note proは無料プランに比べてカスタマイズできる幅が広く、ユーザーにより自社アピールすることができます。
3.企業でnote proを運営するコツ
note proのメリットをいくつかご紹介しました。しかし上手に運営してこそ、note proのメリットが活かされるというもの。ここでは、note proをうまく運営するコツをご紹介します。
3-1.目的やターゲットを明確にする
まずはnoteの目的やターゲットを明確にしましょう。例えば、目的が採用であれば、下記のようなパターンがあります。
・新卒採用
・中途採用
└正社員/アルバイト/パート
次にその目的やターゲットにあったコンテンツを作成します。新卒採用が目的なら、前年度に採用した新卒スタッフのインタビューやインターンシップの内容などがよいでしょう。
目的やターゲットを明確にし、それに沿ったコンテンツを作ることでユーザーとのミスマッチが起こりにくくなります。自分たちが意図する層へ強くアピールすることができるようになるのです。
3-2.予約投稿を活用し定期的にコンテンツをアップする
コンテンツは定期的にアップするようにしましょう。週1回から少なくとも月に1回以上はアップすることが理想です。定期的にアップすることで、読者がつきやすくなりコンテンツのファンが増えていきます。
定期的なアップに活躍するのが、note proの機能の一つである予約投稿です。
手動での記事アップは手間がかかり、つい忘れてしまうことも。予約投稿を活用することで、確実に自分がアップしたい日や時間に記事を届けることができます。
3-3.「自分で読みたい」と思ったコンテンツを作る
ターゲットや目的を明確にしコンテンツを定期的にアップしても、ユーザーに「面白い」と思われる記事でなければ読まれません。
例えば、よくあるパターンが企業イベントのお知らせをnoteにアップしてしまうこと。お知らせ自体をnoteに掲載するのは悪いことではありません。ただ、noteに載せるならユーザーが「面白い!」と思うコンテンツにすることが大切です。
「では、面白い記事ってなんだろう?」と思われるかもしれません。難しく考えず「自分が読みたいと思えるようなもの」を軸に考えてみると、ひらめきやすいです。採用目的のコンテンツであれば、先輩スタッフの新人時代の経験談などは読んでみたいものではないでしょうか。
また、読みたいと思わせるには、タイトルを工夫するのも必要不可欠。最近のWebコンテンツはタイトルで読むか読まないかのジャッジが行われると言われています。いかにユーザーに「読みたい」と思わせるタイトルを付けるか、これも読まれるコツになります。
3-4.誰にでも読みやすい文章にする
コンテンツが読まれるには、誰にでも読みやすい文章にするのも必要です。下記が読みやすい文章を書くコツです。
・文章は短めに
短い文章の方がユーザーには読みやすくなります。読み手に伝わりやすい文章の長さは40文字から長くても60文字以内。この長さを目安にして、文章を書くようにしましょう。
・1文1意
1文1意とはひとつの文章にはひとつの内容しか入れないという意味。ひとつの文章の中に意味が二つ以上あると、ユーザーが混乱し読みにくくなってしまいます。
・スマホで読みやすい文章にする
最近のユーザーはスマホでコンテンツを見ることがほとんどです。noteの記事はパソコンで書く方が多いと思いますが、常にスマホでの読みやすさを意識しましょう。
スマホで見た時に、文章が5行を超えると離脱の原因になると言われています。文章は長くても5行程度に収め、改行は一行開けると読みやすくなります。
3-5.note記事を読んでもらうための導線設計をする
note記事は「書いて終わり」ではありません。公開した後も大切です。記事をSNSやサイトに掲載したりメール署名などに入れたり、といったユーザーの目に留まる工夫が必要になります。
(引用元:株式会社ユニークワン公式Twitter)
3-6.アナリティクスを活用する
記事をアップした後、どれだけの人に読まれているかを確認することもnote運営には必要不可欠です。note pro アナリティクスβを活用して、PV数や参照元を確認しましょう。
PV数が思わしくない記事を読み返してリライトしたり、SNSからの流入が多ければSNSにより力を入れてみたりと今後の方針に役立ちます。
3-7.noteの個別カウンセリングなどを利用する
自分で考えても答えが出ないときは、素直にプロの意見を聞いてみましょう。note proでは経験豊富なスタッフから個別カウンセリングを受けられます。
他にも、同じnote proを契約している企業と意見交換できるコミュニティもあります。他の企業の話を聞いてみると、運営のヒントが得られるかもしれません。
3-8.コンテンツ運用の経験がある会社に相談する
地道に記事をアップしているのに、どうもターゲットに刺さらない……。こういった悩みは意外とたくさんの企業が抱えています。そんな時は、noteなど記事コンテンツの運用経験のある会社に相談するのも有効です。
特に、実際noteを運営している会社はノウハウを蓄積している場合が多く、的確なアドバイスをしてくれます。
※ユニークワンは「note proセールスパートナー」に認定されています。120記事以上のnoteを公開してきたノウハウを活かし、「コンテンツ発信サポートサービス」の提供しています。ご相談・お問い合わせはこちらからお気軽にどうぞ!
4.企業によるnoteの活用事例
ここからは実際にnoteを積極的に活用している企業事例をご紹介します。
BtoC企業・BtoB企業からそれぞれ2社ずつ事例をピックアップ。採用や販促活動、ブランディングなど、さまざまなジャンルで活用されています。
4-1.カルビー株式会社
(引用元:THE CALBEE公式noteより)
スナック菓子などで有名なカルビー株式会社。「カルビーにより親しみを持って頂けるようなストーリーを語る」をコンセプトにしています。記事の内容はカルビーの歴史から開発秘話までさまざま。
・ピックアップ事例:カルビーお客様相談室のファンづくり
大手企業になくてはならない存在である「お客様相談室」。ほとんどの企業ではお客様相談室はクレーム対応部署という認識が強いのではないでしょうか。
カルビーではお客様相談室をユーザーに対する「ファンづくりの部署」として運営しています。
お客様相談室によるファンづくりの取り組みをユーザーに紹介することで、新たなファン獲得を狙います。
4-2.キリンホールディングス株式会社
(引用元:KIRIN公式noteより)
おなじみの「キリンビール」や「午後の紅茶」などを作っている大手飲料品メーカー。
ビールを始めとしたアルコール飲料の開発秘話から「プラスチックを減らすためには」といったサステナビリティの問題まで取り上げています。
・ピックアップ事例:自分らしい働き方を見つけてほしい。仙台市、東北大学、キリンビールがインターンシップにかける想い
キリンのコロナ禍におけるインターンシップの取り組みについてご紹介。
キリンは、仙台市や東北大学とインターンシップで連携。キリンの工場内における一連のものづくりを通して、地域との結びつきを伝えています。
インターンシップに対するキリンや仙台市・東北大学の想いをnoteに公開することで、共感できる新卒からの応募促進に役立てています。
4-3.株式会社マネーフォワード
(引用元:経理財務領域@マネーフォワード クラウド公式noteより)
株式会社マネーフォワードは、「クラウド経費」「クラウド債務支払」「マネーフォワード ME」など、法人・個人向けの金融系ウェブサービスを提供している会社です。
noteでは、自社で開発しているサービスのメリットから「従業員が退職したときにやること」といった豆知識までご紹介。
・ピックアップ事例:企業のキャッシュレス化を促進!「マネーフォワード Pay for Business」の開発者の想いをご紹介します。
自社商品「マネーフォワード Pay for Business」の開発者の想いを紹介。開発者自ら製品を思いついたきっかけや魅力を語ることで、製品に対する熱意をアピールしています。
また、「どんな人に使ってほしいと思って開発されていましたか?」という質問もあり、製品のターゲットにも刺さる内容です。
4-4.ビジョナル株式会社
(引用元:All Visional公式noteより)
転職サイト「ビズリーチ」やクラウドサービス「HRMOS(ハーモス)」を運営するビジョナル株式会社のnote。
事業に対する想いや各サービスのスタッフインタビューを多く掲載しています。
・ピックアップ記事:世の中にとって、なくてはならないプロダクトをつくり続けたい。「HRMOS」デザイナーの終わりなき挑戦。
新卒でデザイナー職として入社したスタッフに対するインタビュー。スタッフがどのような志望動機で応募したのか、どのような経緯で入社したのかを紹介。
インタビューを通して「こういった人物を採用したい」というアピールになり、求職者のミスマッチを防ぐ内容にもなっています。
5.ユニークワンによるnote proの活用事例
(引用元:ユニークワン公式noteより)
いくつかの企業のnote活用事例をご紹介しました。ここからは実際にnote proを活用している、ユニークワンのnote pro事例をご紹介します。
5-1.広報でnote proをフル活用!
ユニークワンは、新潟県を拠点として「Webマーケティング支援」「Webメディア運営」の2つを中心に運営しているWeb広告代理店です。noteを使いだしたのは、2020年9月から。最初は採用広報目的でnoteを始めました。
その後、ブランディングや販促広報など幅広い用途でもnoteを活用するようになり、note pro公式アカウントから紹介してもらうまでになりました。
※note pro公式アカウントで取り上げられたユニークワンの記事はこちら!
5-2.120以上の記事を公開!「転職を意識していない層」もターゲットに。
最初は採用広報目的で活用していたnote。「転職を意識していない層」も視野に入れて採用活動を展開しようとしたユニークワンにとって、「転職前の人にも情報を届けられる」noteはぴったりでした。
採用だけに留まらない記事をアップし続け、今となっては120以上の記事を公開するまでに!求職者には事前に「面接はこういう人がしますので、note記事を読んできてください」と事前にお伝えすることも。
5-3.note記事を見たユーザーから問い合わせも
noteでの採用活動は、意外なところからも発展しました。noteの社員インタビューを見た求職者からTwitterに「ユニークワンで働くにはどうしたらいいか?」という問い合わせが!今、その求職者は無事ユニークワンで採用されて、働いています。
また「セミナーレポート」のnote記事から「アーカイブ動画を見たい!」と問い合わせも。採用だけでなく、リード獲得のきっかけにもなっています。
※note proセミナー動画視聴ページはこちら!
5-4.「note proセールスパートナー」に認定
こういったnoteでの地道な活動が認められ、2022年、ユニークワンは「note proセールスパートナー」に認定されています!
今後も自社で培ったノウハウを元に、たくさんの企業にnoteの良さや活用方法を伝えていきたいと思っています。
6.まとめ
今回は、note proについて解説してきました。
- note proは企業・法人向けの有料プランのこと
- note proには、予約投稿・詳細なアナリティクス・独自の厚いサポートなどのメリットがたくさんある
- note proをうまく運営するには、目的やターゲットを明確にする必要がある
note proはメリットが多い反面、戦略設計・運営に力を入れないと
効果が出にくい場合もあります。特にオウンドメディア運用が初めての企業は、記事の作成自体が難しいかもしれません。
ユニークワンは「note proセールスパートナー」に認定。これまでに120記事以上のnote記事を書いてきた経験を活かしたさまざまなノウハウがあります。
note運用が初めての企業でも、ターゲットに刺さるnote pro運用のお手伝いをさせていただきます。
note proのご相談・お問い合わせはこちらからお気軽にどうぞ!