中途採用に最適な求人媒体とは?種類と選び方|新潟でおすすめの求人媒体もご紹介!
コラム
あなたの会社では、「Indeed(インディード)」を利用したことがありますか?
この記事では、Indeedの特徴や、Indeedに求人が掲載されるメリットや、利用する際の注意点、無料掲載※と有料掲載の違いなど、Indeedに関する基本的な情報をまとめました。
Indeedを試したいと考えている人事・採用担当の方はもちろん、以前利用したことはあるが上手く活用できなかった、という方にもぜひ読んでいただきたい内容となっています。
ぜひ参考にしてください。
目次
1.Indeed(インディード)とは
1-1.求人に特化した【検索エンジン】
「Indeed」は、求人情報に特化した検索エンジンであり、一般的な転職サイト、求人情報サイトとは異なります。
求人版のGoogleまたはYahoo!と考えるとわかりやすいかもしれません。
職種や地域などのキーワードを入れて検索すると、条件にあった求人ページが検索結果画面に一覧表示されます。
1-2.Web上の様々な求人ページを網羅
Indeedの検索結果には、Indeed内の機能を使って直接投稿された求人のほかに、転職サイトに掲載されている求人情報や、企業のホームページに掲載されている求人ページの情報も表示されます。
求人媒体に関係なく、現在募集している企業の情報を一通り閲覧することができるのも、Indeedが求職者から支持されている理由の一つです。
2.Indeedに掲載するメリット
Indeedに求人を掲載することで、どういったメリットがあるのかまとめました。
2-1.多くのユーザーに見られる可能性がある
Indeedは世界で月間2.5億人以上※1のユーザーが利用し、日本での月間総訪問数は3,850万※2を誇る、国内最大級※3の求人サイトです。
※2:出典:SimilarWeb, 総訪問数, 2021年10月
※3:出典:SimilarWeb, 総訪問数, 2021年10月
Indeedのサイトやアプリ経由に限らず、他社の検索エンジン経由でも求職者が多く閲覧するため、応募者獲得にも繋がりやすいと言えます。
また、2021年2月実施のオリコン満足度調査では「おすすめの求人情報サービスランキング」で1位を獲得。多くのユーザーに支持されている求人サイトといえます。
2-2.Googleの検索結果にも表示されやすい
当社運用実績によると、Indeedは、GoogleやYahoo!等の検索エンジンで上位表示されやすい傾向にあります。
つまり、Indeedへ求人掲載をすることによって、検索エンジンから求人を探そうとしているユーザーからの流入も期待できます。
2-3.転職サイト未登録者にも見られやすい
大手転職サイトでは、会員登録をしていないユーザーは閲覧できる求人が制限される場合があります。しかしIndeedの場合は、ユーザー登録しなくてもキーワード検索をすれば求人を閲覧できます※。
「よい求人があれば転職したい」「会員登録せず気軽に求人を見たい」といった転職潜在層にも行動を促すことができます。
2-4.無料※で求人を掲載できる
転職サイトや求人情報誌では、掲載料が発生するのが当たり前でした。
しかし、Indeedの場合は無料※で求人を掲載することが可能です。無料掲載※の場合は、求人ページのクリック数や応募数に関わらず、料金が発生することはありません。
一方で、昨今の人手不足、売り手市場の状況から、より多くの求職者に露出を増やすことができる、Indeedの有料掲載を活用する企業も増えてきています。
2-5.正社員・パート・アルバイトなど様々な雇用形態の募集に向いている
Indeedは、様々な雇用形態の募集に向いています。当社運用実績によると、正社員を中途採用したい場合やパート社員をすぐに複数名雇いたい場合は特に有効です。職種としては、事務職・営業職といったいわゆる「ビジネス系」の職種での活用がおすすめです。
3.Indeedには無料※・有料がある
先ほどの項目で紹介したとおり、Indeedには無料掲載※と有料掲載が存在します。
この2つにはさまざまな違いがありますので、詳しく解説します。
3-1.無料掲載※の場合
- 費用をかけずに求人掲載が可能
- 求人掲載から一定期間が経つと表示されにくくなる
- 一度表示されると他ページで表示されない
無料掲載※の場合は、一切費用をかけずにIndeed上に求人を掲載することができますが、有料掲載の方が表示期間は長くなります。
また、一度の検索に対して表示されるのは1回きり。次のページ以降に同じ求人が表示されることはありません。
3-2.有料掲載の場合
- 1クリックごとに費用発生
- 単価設定/予算設定が可能
- 表示回数が増え目に留まりやすくなる
有料掲載の場合は、検索結果で求人ページがクリックされる度に費用が発生します。1クリックあたりに発生する費用は最低15円から任意の金額で決めることができます。
日・月ごとの予算も設定可能なので、広告費を使いすぎる心配がありません。
また当社運用実績によると、有料掲載は無料掲載(Indeedが定める掲載基準、及び使用制限が適用)の5倍〜6倍表示されやすくなる、というデータもあります。表示される回数が増えることはもちろん、結果一覧画面の中でも目に留まりやすくなるも大きなメリットです。
3-3.有料掲載と無料掲載※の見分け方
上記はIndeedの検索結果画面です。
2件のうち、左下に「スポンサー」と書かれているものが有料掲載の求人、スポンサーの表記が無いものが無料※掲載の求人です。
4.Indeed利用の注意点(デメリット)
Indeedを利用する上で注意していただきたい部分についても紹介しておきます。
「以前Indeedをうちの会社でも使ったけれど、思うように人が集まらなかった…」という方は、以下が参考になるかもしれませんので、ご確認ください。
4-1.無料掲載※だと検索結果に出ない場合がある
有料掲載の場合、求人に使われているキーワードで検索されれば、頻繁に検索結果画面に表示されますが、無料掲載※の場合は少し異なります。
ユーザーにとって新しい求人は「新着求人」として検索結果画面上で表示されますが、日数が経過するにつれて、新しい求人情報や、他社から有料で出稿されている情報に埋もれてしまいます。
迅速かつ確実に採用活動を進めたい場合は、はじめから有料掲載を選んだ方がスムーズです。
4-2.多くの人に見られるためにはコツが必要
Indeed上でなるべく表示されるためには、求人情報で使うキーワードにも気をつける必要があります。
「在宅ワークOK」「土日祝休み」など、自社の求人に当てはまり、かつ求職者にとってメリットとなるような情報はなるべく多く入れるようにしましょう。
Indeedには、求職者に人気のキーワードを見つけるコツを紹介したコンテンツも用意されています。
また、本文でどのように仕事内容を説明するかによって、応募者数や応募者の質も変わってきます。
狙ったターゲットに情報を届けるためには、Indeedをある程度運用し、ノウハウを蓄積していくことが必要です。
4-3.自社ページの掲載には条件がある
すでに自社のサイトなどで採用情報ページを用意している企業の場合、Indeedにページ情報を読み込まれる(=クローリングされる)ことで、Indeedの検索結果に自社の情報を表示させることが可能です。
ただし、求人をIndeedに掲載したい場合は、クローリングの依頼をした上で、掲載基準の審査を通過する必要があります。
クローリングされるための条件は以下の通りです。
- 自社HPに採用ページが設置されている(他社運営サイトに掲載の求人情報はクローリングできません)
- 求人情報が画像ではなくテキストで記載されている
- 職種名がシンプルで明確に記載されている(キャッチや見出し、文章はNG)
- 勤務地が市区町村レベル以下まで詳細に明記されている
- 業務内容がひとつひとつ詳細まで明記されている
- 応募方法が明記されている (応募フォームの場合は、他ドメインに遷移せず、同じドメイン下で応募完了まで行うことができる)
- 1職種×1勤務地ごとに固有のURLが設置されている
掲載条件には求人内容だけでなくWebサイトの機能面にも関わる条件が多いため、サイト制作会社に修正を依頼する必要が生じる(修正費用がかかる)可能性が高いです。
「とりあえずIndeedに表示させてみたい」という場合はIndeed内の機能を使って求人情報を作成し、無料掲載(Indeedが定める掲載基準・使用制限適用あり)から始めてみることをおすすめします。
5.Indeed活用でよくある質問
実際にIndeedを始める前に、ご質問が多い内容をまとめました!
5-1.Indeedと求人ボックス、Googleしごと検索の違いは?
求人検索エンジンとしてメジャーなサービスといえば「求人ボックス」と「Googleしごと検索」。Indeedと各サービスの違いをまとめてみました(当社調べ)。
(1)Indeedと求人ボックスの違い
求人ボックスは「価格.com」などを運営する株式会社カカクコムが運営しています。誰でも使いやすいシンプルなデザインが人気の求人検索エンジンです。
(引用元:求人ボックス 公式サイト)
Indeedと求人ボックスの違いは2つ。
●月間利用者数はIndeedの方が多い
求人ボックスの月間利用者数が500万人以上(2020年5月時点)。一方でIndeedの国内月間総訪問数は3,850万(出典:SimilarWeb, 総訪問数, 2021年10月)となっています。ユーザー数が多いのはIndeedといえます。
●求人ボックスはキーワード以外の検索軸が豊富に用意されている
Indeedはキーワード検索に特化しています。一方求人ボックスは、いわゆる転職サイトのように、「在宅ワーク」というカテゴリや「働き方・雇用形態」などから求人を探せます。求人検索エンジンと転職サイトのいいところを合せたようなサイト構成になっています。
(2)IndeedとGoogleしごと検索の違い
Googleしごと検索とは、2019年から日本でもサービスが開始されたGoogle開発の求人検索エンジンです。
通常のGoogle検索で使用する検索窓から「新潟市 事務職」といったような求人キーワードを検索すると、検索結果にGoogleが収集した求人情報が特別枠で表示される仕組みです。
IndeedとGoogleしごと検索の違いは2つあります。
●Indeedは直接投稿OK/Googleしごと検索はクローリングのみ
Indeedでは、求人票を直接投稿することができます。一方Googleしごと検索はクローリングのみ対応で、直接投稿は非対応。応募者は求人を見つけたら外部サイト(自社サイトまたは他転職サイト)に飛んでから応募する流れになります。
●Indeedは有料掲載が可能/Googleしごと検索は有料掲載が不可能
Indeedは有料掲載が可能ですので、募集を強化することができます。一方Googleしごと検索は「有料掲載」という概念がありません。そのため、「自社の求人を優先的に表示したい!」といってもコントロールは不可。「結果的に表示されるのを待つ」という使い方になります。
5-2.Indeedを活用するのに最適な時期は?
利用ユーザー・利用企業数ともに多いIndeed。上手く活用するには12月-1月ごろから準備をする必要があります。
理由は、ユーザーの求職活動の波に合わせるため。Indeed Japanが2019年に実施した調査によれば、代表的な5つの職種(営業・マーケティング・経理・人事・事務)について、求人検索が最も多いのは3月とのことでした。
(引用元:Indeed Japan株式会社プレスリリース「Indeed Japan、求職者の「仕事探しの時期」に関する調査を実施」,2019年)
多くの企業が年度末である3月に、新年度の業務を見据えて転職を考える人が多いと考えられます。
求人検索のニーズが増すということは、求人掲載に力を入れる企業が増え、競合が強まるでしょう。逆に、求人検索数の少ない12月〜1月は、転職を決断する前に企業情報を見るタイミングといえます。潜在的な求職者に対して先行して情報発信をするべきと考えられます。
まとめ
Indeedの基本的な情報をお伝えしました。
無料掲載※で気軽に求人を公開できるのはIndeedの大きなメリット。
しかし、有料掲載機能を活用する企業が増えてきたことで、無料掲載※だけでの応募者の獲得は以前より難しくなっていると言えます。
ユニークワンは、Indeed認定の販売代理店です。
これまで地方のクライアント様を中心に、Indeedを活用した採用支援に尽力してきました。
創業以来培ってきたインターネット広告運用のノウハウを活かし、低単価・高効率なIndeed運用を実現します。
求人数が多いIndeedの場合、仕事内容や待遇などを淡々と記載しても、なかなか応募数が増えないことも。
ユニークワンでは、狙いたいターゲット層に届くよう、求人テキストの改善も実施しております。
まだIndeedを活用したことがない企業様、以前使ったことはあるがあまり効果を感じられなかった企業様からの無料相談を随時受け付けております。
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