ビジネス目的でInstagram(インスタグラム)を運営する際、複数名でInstagramアカウントを共有して運用するケースが多いです。
しかし「運用者が退職した」「外部の会社に運用代行を依頼したい」といった場合、セキュリティ面が気になることも…。
そこで今回は、
- Instagramアカウントを複数名で安全に共有する方法
- アカウントを共同利用する際の注意点
- 複数名でInstagramを効果的に運用するポイント
をまとめました!ぜひご覧ください。
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2023年8月24日(木)に、「2023最新版・Instagram活用セミナー|企業向けに投稿・分析のコツを基礎から解説!」を開催します!
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企業広報/SNS担当者様は、この機会にぜひご参加ください。
目次
1.インスタアカウントに複数名でログインする方法
1-1.ログインID・パスワードを共有すればOK
Facebookのように「ページに対してアカウントを紐づける」といった操作は必要なく、Instagramアカウントを複数名で共有する場合は、ログインID・パスワード情報を共有するだけでOKです。
・ログインID:ユーザーネームor電話番号orメールアドレス
・パスワード:任意のパスワード
1-2.全員同じ権限を持つ
Instagramと運営会社が同じサービス「Facebook」の場合、Facebookページの権限はユーザー別に細かく権限を割り振ることができます(「ページの管理」や「広告の作成」など)。
しかしInstagramでは権限の種類はありません。
ログインできる全員が「アカウントの管理者」レベルの操作が出来るようになります。
例えば「アカウントの公開/非公開の設定」や「広告の支払い方法」などもすべてのユーザーが操作できます。
1-3.1つのアプリで管理できるのは最大5アカウントまで
Instagramアカウントは簡単に切り替え・追加できますが、1つのInstagramアプリで管理できるアカウントは最大5つまでです。
複数店舗のアカウントを運用していたり、代理店として複数アカウントを運営している場合は特に注意しましょう。
2.インスタアカウントを共有する際の注意点
2-1.パスワード管理を徹底する
ユーザーネームは公開されているため、パスワードが分かると誰でもログインできてしまいます。
そのため、パスワード管理は徹底しましょう。パスワード管理のポイントは2つ。
(1)推測しやすいパスワードは使用しない
たとえばログインIDと同じ文字列や店舗の電話番号、「1234」などの簡単な数字の羅列は、セキュリティ面で好ましくありません。パスワード生成ツールなどを使い、強固なパスワードを設定しましょう。
(2)運用者が入れ替わったらパスワードを変更する
人事異動や退職などでアカウント運用者が入れ替わったら、念のためパスワードを都度変更しましょう。
(3)パスワード管理ツールの利用も検討する
パスワードを紙に書いたりPC内のメモ帳で管理している、という方も多くいらっしゃいます。手間がかからない一方で、流出のリスクも。
複数のInstagramアカウントを管理する場合は、パスワード管理ツールの利用も検討しましょう。無償でトライアルできるものも多いので、自社にあったツールが見つかるはずです。
2-2.必要に応じて二段階認証を設定する
Instagramのログインは二段階認証を設定することができます。
アカウントの設定>セキュリティ>二段階認証をタップします。
すると、二段階認証の方法が3つ出てきます。
・認証アプリ:外部の認証アプリを使用する方法
・SMS:携帯電話のSMSを利用する方法
Instagramのおすすめは、認証アプリとなっています。
認証アプリになじみがない場合は「SMS」から始めてみるとよいでしょう。
2-3.社外に共有する際は要注意
運用代行を外部会社に委託する場合など、社外にログイン情報を共有する際は慎重に行いましょう。
先述のとおり、ログイン情報を知っているユーザーは全員「アカウントの管理権限」を持つことになります。プライバシーポリシーの確認や、どの機能を使う/使わないとすり合わせをしておきましょう。
2-4.誤った投稿をしないように気を付ける
複数アカウントを切り替えて使う場合は、誤った投稿をしないように細心の注意を払いましょう。
特に多いのは、
・プライベートアカウントの内容を誤って会社アカウントに投稿した
・練習用の非公開アカウントに投稿したと思ったら本番アカウントだった
というケースです。投稿前にアカウントが合っているか必ず確認しましょう。
2-5.投稿の世界観を統一する
Instagramは、個別の投稿だけでなくアカウント全体の世界観も重要なポイントです。
(引用元:スターバックス公式アカウント/Francfranc公式アカウント)
気になる投稿を見つけてアカウントに遷移したときに、統一感があるとユーザーに好印象です。
上記は一例ですが、写真のトーンや色味、フレームなどを決めておくと統一感が出やすいといえます。
複数名で投稿していると、投稿のテイストがばらけてアカウントの世界観が崩れることも。ターゲットや投稿内容、キャプション、必ずつけるハッシュタグなどの共通事項は認識を合わせておくべきです。
3.複数名で効果的にInstagramを運用する方法
せっかく複数名でインスタを運用するなら、「来店促進」や「フォロワー獲得」に向けて効果的に運用したいですよね。共同アカウントだからこそ心がけるべきポイントを2つご紹介します。
3-1.見られやすい時間に投稿する
ユーザーがInstagramをよく使う時間に投稿することで、投稿を見つけてもらいやすくなります。
App Ape Lab.の調査(2020年6月時)によると、下記表で赤く表示されているタイミングが利用率の高い時間帯です。
▲引用元:【2020年最新版】インスタグラム投稿、いいねがもらえるベストな時間帯は?
おすすめな時間帯は3つです。
●平日朝の7-8時台
出勤・通学時間帯であるこの時間帯は、利用率が伸びていることがわかります。移動時間や始業前に情報をチェックするユーザーが多いと考えられます。
●昼の12-13時台
お昼休みの時間帯はどの曜日もアクティブ率が高いです。朝に比べて”オフ”なモードでInstagramを利用する方も多いと考えられます。
●夜間の20-22時
夜間の20時~22時はどの曜日でも1日の中でアクティブ率が最も高い時間帯となっています。テレビ業界でも”ゴールデンタイム”と言われていますが、Instagramについても同様なことがいえるでしょう。
朝や夜間、休日などに投稿するのが大変…という方でもご安心ください。Instagramの「予約投稿」機能を使えば指定した時間に投稿できます。詳細は下記をご覧ください!
Instagramで予約投稿をする簡単な方法|投稿におすすめの時間も
Instagramをマメに更新しよう!と思っても時間がとれない方向けに「予約投稿」の方法をご紹介します
3-2.投稿を分析して勝ちパターンを見つける
投稿した後はユーザーの反応をしっかりチェックすることが大事です。
・フォロワー数の推移や属性
・投稿全体のインプレッション数・エンゲージメント数の把握
・いいね!や保存の多い投稿の傾向
投稿の勝ちパターンを運用者間で共有して、Instagramの成果を高めていきましょう!
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4.まとめ:セキュリティに注意して安全にインスタを運用しよう!
Instagramを共同で運用する場合の注意点をまとめました。
- 共有アカウントではパスワード管理を徹底する
- 2段階認証でセキュリティを強化する
- ターゲットや投稿内容をすり合わせてアカウントの世界観を崩さない
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