【インフルエンサー活用】第三者配信とは?Twitter(X)・Instagram・TikTokでの配信メリットや「ブランドコンテンツ広告」の設定方法、注意点まで解説!
Twitterキャンペーンを活用して認知度向上・フォロワー獲得に取り組む企業が増えてきました。Twitterを利用していると、毎日何かしらのキャンペーンツイートを目にします。
まだTwitterキャンペーンに取り組んだことのない方にとっては「キャンペーンを進める手順は?」「効果的にキャンペーンを行うには?」と不安があるでしょう。
今回のコラムを読むと、
- Twitterキャンペーンの種類・やり方が分かる
- Twitterキャンペーンの注意点を理解できる
- 効果的にキャンペーンを行うポイントが分かる
Twitterキャンペーンをこれからやってみたい!という初心者の方におススメの記事です。
※ご紹介するTwitterキャンペーン事例は、キャンペーン期間が終了している場合がございます。
※2023年7月時点で、「Twitter」は「X(エックス)」へ変更されました。
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目次
1.Twitter(ツイッター)キャンペーンとは?
Twitterキャンペーンとは、認知拡大やフォロワー獲得を目的に企業アカウントが実施するキャンペーンです。抽選で景品を用意し、フォローやリツイートなどのユーザーアクションを促すことが多いです。
Twitterキャンペーンを行う目的はさまざまです。
・ブランドイメージの刷新
・ファンの獲得
上記の結果として売上向上につながるように、目的を見失うことなく有効なキャンペーンを打つ必要があります。
2.Twitterキャンペーンの種類
Twitterキャンペーンには、さまざまな種類があります。ここでは「ユーザーの参加方法」と「抽選方法」の2軸からご紹介します。
・フォロー&リツイート
・フォロー&ハッシュタグ付き投稿
・リツイート&ハッシュタグ付き投稿■抽選方法
・通常抽選
・インスタントウィン
2-1.ユーザーの参加方法
(1)フォロー&リツイート
フォロー&リツイート形式は、フォローと指定ツイートのリツイートを条件にキャンペーンへ参加してもらう形式です。
(引用元:AMD Japan公式Twitter)
手軽に参加できるのと、キャンペーンを広く拡散させることができる点が大きなメリット。Twitterの特性である「拡散性の高さ」を活かしたキャンペーンになります。
(2)フォロー&ハッシュタグ付き投稿
こちらは「アカウントのフォロー」と「特定のハッシュタグをつけたツイート」を条件にキャンペーンへ参加してもらう形式です。
(引用元:QUOカードPay(クオトペイ)公式Twitter)
ユーザーによる投稿を自然に増やすことができるのが最大の特徴。しかしリツイートに比べるとハッシュタグ付き投稿はハードルが高いので、ユーザーにとって魅力的なプレゼントを用意すべきと考えられます。
(3)リツイート&ハッシュタグ付き投稿
こちらは「指定ツイートのリツイート」と「ハッシュタグ付き投稿」を条件にキャンペーンへ参加してもらうもの。
(引用元:ニコレット公式Twitter)
リツイートによる自社ツイートの拡散に加え、ハッシュタグ付き投稿によるユーザー投稿の拡散も狙えます。認知拡大・話題作りが目的の場合は効果的な形式といえます。
2-2.抽選方法
ほとんどのTwitterキャンペーンは、アクションのインセンティブとして抽選でプレゼントを用意するはずです。実は2パターンの抽選方法があります。
(1)通常抽選
通常抽選は、キャンペーンに参加したユーザーを抽出・選定し、後日プレゼントを送付する一般的な形式です。
抽選候補に該当するユーザーの抽出と選定には、キャンペーン専用ツールを使いましょう。Twitterの仕様上、過去のツイートをすべて遡り抜け漏れなく集計するのは現実的に難しいためです。
また、プレゼント送付にあたりダイレクトメッセージなどでやりとりが必要となることも多いです。対応フローを定め、スムーズにプレゼントを発送する必要があります。
(2)インスタントウィン
インスタントウィンとは、フォローやリツイートなどのアクションを取ると即座にキャンペーンの当落が分かる仕組みです。
この方式は、Webクーポンや商品券などすぐに発行できるプレゼントを多数の方へ送りたい場合に有効です。当落がすぐに分かるので、話題になりやすい傾向があります。しかし、インスタントウィンツールは利用料相場が数十万~100万円前後。はじめてTwitterキャンペーンを行う方にとってはハードルが高いかもしれません。
キャンペーン内容に応じて、ユーザーの参加形式と抽選方法は慎重に選択しましょう。
3.Twitterキャンペーン実施3つのメリット
今や多種多様なSNSがありますが、なかでもTwitterでキャンペーンを実施するメリットは3つあります。
3-1.幅広い世代にリーチしやすい
Twitterは国内の月間アクティブユーザー数が4,500万人(2017年10月時点・公式発表)。
年代別に見ると、10代から60代まで幅広い世代に利用されています。男女の偏りも見られません。
※参考:総務省統計局「人口推計:平成31年1月報」/株式会社ジャストシステム「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査(2018年総集編)」
10-40代は利用率が40%を越えており、多くのユーザーがTwitterを利用しているといえます。キャンペーン企画によっては、今までリーチできなかった新しい層にもリーチできるでしょう。
3-2.拡散性が高く話題になりやすい
Twitterは、他のメディアと比べると「拡散性」が高いです。手軽にリツイートできるので、話題になりやすい傾向にあります。
3-3.短期間で成果を得やすい
Twitterに限ったことではありませんが、キャンペーンを打つことで認知拡大などの効果を短期間で得ることができます。
Twitter運用といえば「毎日地道にツイートをする」イメージをお持ちかもしれません。
上記のような投稿は「無料投稿=オーガニック投稿」と呼びますが、オーガニック投稿だけではビジネスへの影響をすぐには実感しにくいです。
一方「キャンペーン」は、プレゼントを用意したり広告を発信したりと「有料投稿=ペイド投稿」の部類になります。
インセンティブがある分ユーザーからのアクションを得やすく、短期的に効果を実感しやすいのが特徴です。
4.Twitterキャンペーンのやり方・実施手順
ここから、Twitterキャンペーンのフローを具体的にお伝えします。
4-1.Twitterキャンペーンの目的・目標を決める
Twitterキャンペーンの内容を考える前に、目的・目標を定めましょう。ここを見落とすと「キャンペーンが成功だったかどうか」を効果検証できなくなってしまいます。
目的に応じて、目標として設定すべき指標は変わってきます。慎重に検討しましょう。
キャンペーン目的 | 目標にすべき指標(例) |
新商材の認知拡大 | リツイート数・インプレッション数 |
店舗への来店促進 | キャンペーンきっかけの来店数 |
新サービスの話題作り | ユーザー投稿数 |
4-2.キャンペーンの詳細を検討する
目的と目標が定まったら、Twitterキャンペーンの詳細内容を検討します。検討すべき主な項目は下記です。
・キャンペーンツイート内容
・キャンペーン期間
・ユーザーの参加方法(フォロー&リツイート など)
・プレゼント内容や抽選方法、発送方法など
・当選者の集計・抽選方法
・キャンペーン広告の内容
意外と見落としがちなのが「当選者の集計・抽選方法」の検討。「ツールを使わず自力でリツイートしたユーザーをピックアップしよう!」と考える方もいらっしゃいますが、抜け漏れなく集計するのは現実的に難しく、手間もかかります。キャンペーン用のツールを必ず利用しましょう。
これ以外にも、例えばキャンペーン用に専用Webページを作る場合はその手配も必要です。
キャンペーン内容を考える際は「ターゲット顧客とキャンペーン内容がマッチしているか」に注意しましょう。
例えば20-30代の男性からフォローを集めたい場合は、そのターゲットが興味を持ちそうな内容にすることが重要です。
また、キャンペーンツイートを自社アカウントから発信するだけでは、フォロワー以外にリーチしにくいのが現状です。Twitter広告も併用して、フォロワー以外にも届くよう工夫するのがおススメです。
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4-3.キャンペーンを実施する
具体的な内容が決まったら、キャンペーンを実施しましょう。問い合わせが来ることもあるので、企業アカウントのダイレクトメッセージはすべてのユーザーから受信できるよう設定しておきます。
4-4.キャンペーンの効果検証をする
キャンペーン終了時は、最初に定めた目的・目標を達成できたか効果検証を行います。キャンペーン期間が長い場合は、途中で一度検証して方向を修正してもよいでしょう。
ここでもキャンペーン専用ツールが役立ちます。インプレッションやユーザー投稿数など、KPIとなる指標を計測できます。フォロワー獲得が目的の場合は、通常時とフォロワー数の伸びを比較してみてもよいでしょう。
キャンペーン単体の振り返りで終わるのではなく、今後のアカウント運用に生かすポイントを見つけることが肝心です。
5.事例あり!初めてでも取り組みやすいTwitterキャンペーン
初心者でも取り組みやすいTwitterキャンペーンをまとめてご紹介します。
5-1.フォロー&リツイートキャンペーン
フォロー&リツイートキャンペーンは、認知拡大・フォロワー獲得が目的の場合におススメです。
【メリット】
ユーザーが手軽に参加できるので、キャンペーンツイートが広く拡散されやすいです。
【注意点】
手軽に参加できる分キャンペーンが終了するとフォローを解除するフォロワーも一定数います。
キャンペーン後にどうフォロワーを維持するか、終了後の運用も含めて事前に検討しておくとよいです。
フォロー&リツイートキャンペーン事例1:アダチ製菓
(引用元:アダチ製菓公式Twitter)
岐阜県にある和菓子メーカーの「アダチ製菓」。公式キャラ「あずっき~」のアカウントでフォロー&リツイートキャンペーンを実施していました。
絵文字が程よく使われており、親しみやすいツイート文になっています。また、Instagramキャンペーンとも連動しており、相乗効果が期待できるのも良い点です。
フォロー&リツイートキャンペーン事例2:とりせん
(引用元:とりせん公式Twitter)
北関東を中心に展開するスーパーマーケット「とりせん」。新春お年玉プレゼントキャンペーンとして、フォロー&RTでギフトカード+オリジナルグッズが当たるキャンペーンを開催しました。
王道のキャンペーンですが、参考にしたい点は「キャンペーン規約」。元のキャンペーンツイートにぶら下がる形で、キャンペーン規約が細かく掲載されています。
(引用元:とりせん公式Twitter)
ツイート自体は文字数制限があるので、画像形式にしているのも工夫点です。キャンペーン専用Webページを作らない場合は、こういった工夫をすることでトラブルを最小限に抑えることができます。
5-2.フォロー&ハッシュタグ投稿キャンペーン
フォロー&ハッシュタグ投稿キャンペーンは、認知拡大・フォロワー獲得が目的の場合におススメです。フォロワー獲得・話題作りが目的の場合は効果的な形式といえます。一方、フォロワーを獲得したい場合は「フォロー」を条件としたキャンペーンの方がおススメです。
【メリット】
ハッシュタグ付き投稿によるユーザー投稿増狙えます。
【注意点】
リツイートに比べるとハッシュタグ付き投稿はハードルが高いので、より魅力的なプレゼントを用意すべきと考えられます。
フォロー&ハッシュタグ投稿キャンペーン事例1:ソニー・ミュージックショップ
(引用元:ソニーミュージックショップ公式Twitter)
ソニーミュージックショップは、CD/DVDのリリース情報や購入特典などを情報発信しています。人気キャラ「ピングー」グッズをインセンティブとして、ユーザーの参加を促しています。
もうひとつの特徴は「カンバセーションボタン」を付けている点。最大4つの選択肢ボタンが付けられる形式で、選択肢をタップすると、設定したテキストが挿入された状態でツイート作成画面が立ち上がります。ユーザーはそのままツイートできるため、手間が少ないのが良い点です。
フォロー&ハッシュタグ投稿キャンペーン事例2:ファミリーマート
(引用元:ファミリーマート公式Twitter)
大手コンビニチェーンの「ファミリーマート」は、スイーツの食レポをハッシュタグ付きの引用リツイートしてもらうキャンペーンを実施しました。単なるリツイートではなく引用リツイートとすることでユーザー投稿として広がりますし、ハッシュタグをつけることでトレンド入りも目指せます。
さらに工夫しているのが画像。たとえば左側の「参加方法は…」の画像をタップすると、画像が横に広がりキャンペーン内容が見える仕掛けがされています。
(引用元:ファミリーマート公式Twitter)
画像のタップはエンゲージメントとして媒体側へ認識されるので「話題性のあるツイート」と判断され広がりやすいです。ツイートの特徴を生かした良い工夫といえます。
6.Twitterキャンペーンで気を付けるべき4つのポイント
Twitterキャンペーンを実施する際に気を付けるべきポイントを5つピックアップしました。
6-1.Twitterのキャンペーンガイドラインを遵守する
一番重要なのはTwitterのキャンペーンガイドラインを遵守することです。以下、公式ガイドラインより中身を抜粋してみました。
・複数アカウントを作成させない
・繰り返し同じツイートをさせない
・すべての応募を確認できるよう、主催者のユーザー名を含めてツイートしてもらう
・キャンペーンに関連する話題を盛り込む
ガイドラインに違反すると、アカウントロックや凍結の可能性もあります。十分に気をつけましょう。
6-2.ユーザーに魅力的な特典を
キャンペーンの成功可否は当選ユーザーへのプレゼントにより大きく左右されます。狙いたいターゲットのニーズに合うものを選定しましょう。
よく「プレゼントの質と量、どちらを優先すべき?」と質問をいただきますが、当選確率が低い=量が少ないと参加意欲が低くなる可能性があるので、ある程度多めに当選者数を設定するとよいです。
(引用元:株式会社コムニコ「【2021年版】Twitterキャンペーン最新活用事例」)
株式会社コムニコの調査によると、「Amazonギフト券100,000円分×5名様(質重視)」と「Amazonギフト券5,000円分×100名様(量重視)」では、どちらのプレゼントキャンペーンに応募するかを尋ねたところ、後者の「当選が多い」キャンペーンがより多く選ばれました。
ただしプレゼントの単価があまりに低いと参加意欲が削がれるため、予算を確保して質と量のバランスをとりましょう。
6-3.キャンペーン用の収集ツールを使う
初心者の方は「自力でリツイートしたユーザーをピックアップしよう!」と考える方も少なくありません。しかしTwitterの仕様上、過去のツイートをすべて遡り抜け漏れなく集計するのは現実的に難しく、手間もかかります。
用途に応じて、適切なキャンペーン用のツールを必ず利用しましょう。利用料を事前に調査し、予算に組み込んでおくことがポイントです。
6-4.代理店へ依頼する際は役割分担を明確に
キャンペーンを依頼する際、広告代理店やマーケティング会社に依頼することもあるでしょう。その際は「誰が何をやるか?」の役割分担を明確にするとトラブルを未然に防げます。
キャンペーンの流れを分解すると、例えば次のように分担を考えるべきです。
細かくフローを分け、自社・代理店どちらが行うのか明確にしましょう。
7.まとめ:Twitterキャンペーンを効果的に活用しよう!
今回は初心者向けにTwitterキャンペーンのやり方や事例、注意点をお伝えしました。
- 目的・目標を定めてからキャンペーン内容を設計する
- プレゼントは質・量のバランスが大切
- ガイドラインに沿ってスムーズにキャンペーンを進行することがポイント
ユニークワンでは「初めてTwitterキャンペーンに取り組む」という企業様を多く支援してきました。キャンペーン企画から実行・効果検証まで一貫してサポートいたします。少しでも興味がある方はぜひご相談ください!
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