コラム

【初心者必見】キャッチコピーの作り方!重要なポイントもご紹介!

公開: 更新: コンテンツ制作

キャッチコピー

この記事では、広告のキャッチコピーの作り方、重要ポイントをわかりやすく解説します。
キャッチコピーは、広告の第一印象を決める重要な要素です。たった一言で興味を引きつけ、商品やサービスの魅力を伝え、消費者の行動を促す役割を果たします。優れたキャッチコピーがあれば、競合との差別化ができ、広告効果を飛躍的に高めることが可能です。

  • キャッチコピーとは?
  • キャッチコピーの重要ポイント

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1. キャッチコピーとは

キャッチコピーとは、商品やサービスの魅力を一瞬で伝え、読者の興味を引く短いフレーズのことです。

広告、SNS、Webサイト、CMなど、さまざまな場面で使われ、人の記憶に残り、行動を促す役割を持ちます。

キャッチコピー

 

2. キャッチコピーの種類は3つ

2-1.キャッチフレーズ

キャッチフレーズは、一瞬で読者の注意を引きつける短いフレーズです。広告やポスター、SNSの投稿などでよく使われます。

例:「えっ!まだ知らないの?」(興味を引く)
「今だけ限定〇〇%オフ!」(緊急感)
「たった1分でできる〇〇!」(手軽さを強調)
「使えばわかる、この違い。」(期待感を持たせる)

2-2.ボディコピー

ボディコピーは、キャッチフレーズの後に続く説明文で、商品の魅力やメリット、価値を詳しく伝えます。読者に納得感を与え、購買意欲を高める役割を持ちます。

例:「このスキンケア、ただの保湿じゃない。3つの美容成分が、肌に潤いとハリを与える。」
「1日1粒で、1ヶ月後の体が変わる。栄養バランスを考えたサプリメント。」
「プロ仕様なのに、初心者でも簡単。誰でも本格コーヒーが淹れられる最新マシン。」

2-3. スローガン・タグライン

スローガンは、特定のキャンペーンや広告のためのキャッチフレーズです。例:「Just Do It.」(Nike)。

タグラインは、ブランドのアイデンティティを象徴するフレーズです。長く使われ、ブランドの印象を決定づける役割を持ちます。例:「駆け抜ける歓び(Sheer Driving Pleasure)」(BMW)。

 

3. キャッチコピーの作るときのポイント

3-1. 広告の目的を明確にすること

キャッチコピーを作る際、最も重要なのは「広告の目的」を明確にすることです。なぜなら、目的によって伝えるべき内容や言葉の選び方が変わるからです。例えば、以下のような違いがあります。

・商品を認知させたい場合 → 「話題の〇〇、ついに登場!」(新商品PR)
・購入を促したい場合 → 「今だけ〇〇%オフ!」(キャンペーン)
・ブランドのイメージを伝えたい場合 → 「あなたの毎日に、特別なひとときを。」(高級感の演出)

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目的があいまいなままキャッチコピーを考えると、誰に、何を伝えたいのかがぼやけてしまい、効果の低いコピーになってしまいます。

キャッチコピーを作る前に、「何を達成したいのか?」を明確にし、それに合った言葉を選ぶことが大切です。

3-2. 掲載媒体(検索広告、YouTube広告、Meta広告、X広告など)の特性を理解すること

キャッチコピーは、どの媒体に載せるかも重要なポイントとなります。

3-2-1. 検索広告の特性

インターネット広告にはさまざまな種類がありますが、「今すぐ購入したい」「詳しく知りたい」と思っているユーザーに直接アプローチできるのが検索広告です。特に、30~50代のユーザーが多く、購買意欲の高い層にリーチしやすくなっています。

特長1:「今すぐ知りたい」「買いたい」に応える広告
ユーザーが検索するキーワードに応じて表示されるため、広告が必要としている人の目に留まりやすい。例えば、「ダイエットサプリ おすすめ」と検索した人に、ダイエットサプリの広告を表示できます。

特長2:無駄な広告費を抑えられる
検索広告は、クリックされたときに料金が発生するため、興味がある人にだけ広告費を使えます。

特長3:ターゲット層を細かく設定できる
地域・時間・デバイスなどを細かく設定し、最適なタイミングで最適なユーザーに広告を届けられるのもポイントです。

(検索広告の種類)
①テキスト広告
GoogleやYahoo!などの検索結果ページに表示される、もっとも一般的な検索広告です。広告タイトルや説明文を工夫することで、高いクリック率が期待できます。

②動的検索広告
サイトの内容に応じてGoogleが自動で広告を作成・表示してくれるタイプです。作業の手間を減らしつつ、広告の機会を最大化したい場合におすすめです。

③リマーケティング広告
過去に自社サイトを訪れたことのあるユーザーに広告を表示し、再訪問や購入を促します。特に「カートに入れたけど購入しなかった」ユーザーの再アプローチに効果的です。

3-2-2. YouTube広告の特性

「視覚と音声で強く印象づけたい」「ブランドイメージを伝えたい」という場合に最適なのがYouTube広告です。特に、40代のユーザーが多く、情報収集やエンタメを目的にYouTubeを利用している層にリーチしやすくなっています。

特長1:視覚と音声で訴求力の高い広告
動画と音声を組み合わせることで、テキストや画像広告よりも深い印象を残すことが可能です。ブランドや商品の世界観を強く伝えられるため、記憶に残りやすく、購買意欲を高めやすいです。

特長2:細かいターゲティングが可能
YouTube広告では、視聴履歴や興味関心に基づいてターゲットを細かく設定できます。

・年齢・性別・地域を指定
・特定の興味・関心を持つユーザーに配信
・特定の動画やチャンネルを視聴するユーザーに限定

(YouTube広告の種類)
①スキップ可能なインストリーム広告
・動画再生前・途中・後に表示される広告
5秒後にスキップ可能
・視聴されなければ課金なし(30秒以上の視聴 or クリック時のみ課金)

②スキップ不可のインストリーム広告
6~15秒の短い広告で、スキップ不可
確実に視聴させることができる

③バンパー広告
6秒以内のスキップ不可の超短尺広告
・ブランドの認知拡大に最適

④ディスカバリー広告(YouTube検索結果・関連動画)
・検索結果や関連動画の横に表示される広告
・ユーザーが興味を持ってクリックした場合のみ課金

YouTube※引用元:YouTube

3-2-3. Meta広告の特性

「潜在層にリーチしたい」「ブランドの認知度を高めたい」という場合に最適なのがMeta(Facebook・Instagram)広告です。特に20~50代のユーザーが多く、趣味やライフスタイルに基づいたターゲティングが可能なため、購買意欲が高まる前の層にも効果的にアプローチできます。

特長1:興味・関心をベースに広告を配信できる
検索広告は「今すぐ欲しい」というユーザーに向いていますが、Meta広告はユーザーの興味・関心に基づいて広告を表示できるのが特長です。
・「アウトドア好き」「美容に関心がある」など、趣味や興味でターゲティング
・過去に特定の商品を閲覧した人にリマーケティング広告を配信
・年齢・性別・地域・デバイスなど細かい設定が可能

特長2:視覚的に魅力を伝えやすい
Meta広告は画像・動画・カルーセル(複数画像)など、視覚的にインパクトを与えられるフォーマットが充実しています。

・ストーリーズ広告 → スマホ画面いっぱいに表示され、没入感のある訴求が可能
・リール広告 → 縦型動画で自然にフィードに溶け込み、エンタメ要素もプラスできる
・カルーセル広告 → 複数の商品や特徴をスワイプ形式で伝えられる

特長3:エンゲージメントが高く、拡散されやすい
Meta広告は「いいね」「シェア」「コメント」など、ユーザーとの接点が多いため、他の広告媒体よりも自然に拡散される可能性が高いです。

・インフルエンサーとコラボすることで認知度アップ
・ユーザーの行動データを活用し、最適な広告配信が可能
・口コミやユーザーの投稿と組み合わせることで、より信頼感のある訴求ができる

(Meta広告の種類)
①フィード広告
・FacebookやInstagramのタイムラインに表示される広告
・ユーザーが自然に目にしやすく、エンゲージメントが獲得しやすい

②ストーリーズ広告
短時間で魅力を伝えられる縦型動画広告
・スマホ全画面に表示されるため、没入感がある

③リール広告
・Instagramリールに溶け込む短尺動画広告
トレンド感のあるプロモーションが可能

④カルーセル広告
1つの広告で複数の画像や動画をスワイプ形式で表示できる
・商品の特徴やストーリーを詳しく伝えられる

Meta※引用元:Meta

3-2-4. X広告の特性

「リアルタイムで情報を拡散したい」「トレンドに乗せて話題を作りたい」という場合に最適なのがX(旧Twitter)広告です。

特に20〜40代のユーザーが多く、ニュース・エンタメ・ビジネス・趣味などのトピックごとに関心の高い層にリーチしやすいのが特徴です。

特長1:リアルタイムで情報拡散が可能
Xは「今、何が話題になっているか?」をチェックするユーザーが多いため、新商品の発表やキャンペーン告知と相性が抜群です。

・タイムリーなトレンドに合わせた広告配信ができる
・リアルタイムで反応がもらえるため、即時の改善が可能
・ユーザーのリツイート(リポスト)で広告が自然に拡散される

特長2:エンゲージメントが高く、ユーザーと直接対話できる
X広告は「いいね」「リポスト」「コメント」など、ユーザーの反応をダイレクトに得られるのが強みです。

・企業アカウントとユーザーの双方向コミュニケーションが可能
・口コミ効果が期待でき、自然にブランドの認知が広がる
・ユーザーのリアルな声を広告の改善に活かせる

特長3:細かいターゲティングが可能
X広告は、フォロワーの興味・関心・検索履歴・行動データなどを活用して、ターゲットを細かく設定できます。

・特定のキーワードを検索したユーザーに広告を表示(キーワードターゲティング)
・競合ブランドのフォロワーに広告を配信
・特定のイベントや話題に関心があるユーザーにリーチ

(X広告の種類)
①プロモ広告(投稿型広告)
通常の投稿(ポスト)と同じ形で表示される広告
・ユーザーのタイムラインに自然に溶け込みやすい

②トレンドテイクオーバー広告(旧プロモトレンド)
Xの「トレンド」欄の上位に広告を表示
・短時間で大規模な認知を獲得可能

③フォロワー獲得広告
企業アカウントのフォロワーを増やすための広告
・ブランドのロイヤルカスタマーを獲得しやすい

X※引用元:Xビジネス

3-3. クリック後の遷移先を考慮すること

キャッチコピーを作る際、「クリックさせること」だけを目的にしてはいけません。大切なのは、ユーザーがクリックした後に「期待通りの情報を得られるか」「スムーズに行動できるか」です。

もしキャッチコピーと遷移先の内容がズレていると、「思っていたのと違う」と感じてすぐに離脱されてしまう可能性があります。
遷移先の内容とコピーの一貫性を保つことが大切です。
キャッチコピーが「〇〇する方法を解説!」なら、遷移先のページでも具体的な方法をしっかり説明する必要があります

 

4. 効果的なキャッチコピーの特徴

4-1. 情報量を抑えた簡潔な表現

キャッチコピーは、短いほど伝わりやすく、記憶に残りやすいものです。長すぎるコピーは、一目見ただけで理解しにくく、ユーザーの関心を引きにくくなります。

□悪い例:「このスキンケア商品は、3種類の美容成分を配合し、乾燥肌や敏感肌の方にもやさしく、しっとりした肌に導きます。」
□良い例:「3種の美容成分で、うるおい続く肌へ。」

シンプルな言葉にすることで「パッと見て伝わる」「興味を持たせる」ことができます。

4-2. 商品・サービスの魅力を短文で表現

キャッチコピーでは、「何が得られるのか?」を瞬時に伝えることが重要です。
商品の「特徴」だけでなく「ベネフィット(得られる価値)」を伝えることで、より強くユーザーの心に響きます

□特徴だけのコピー:「このシャンプーは天然成分100%です。」
□ベネフィットを加えたコピー:「天然成分100%で、指通りなめらかに。」

4-3. コンバージョンを意識した設計

キャッチコピーは、クリックさせることがゴールではなく、最終的なコンバージョン(CV)につなげることが重要です。

そのためには、コピーの後にどんなアクションを促したいのかを明確にする必要があります。

例えば、
・購入を促したい場合:「今だけ50%オフ!今すぐチェック!」
・資料請求を増やしたい場合:「無料でダウンロードできます!」
・アプリのインストールを促したい場合:「1分で登録完了!」

コピーの最後に「行動を後押しするフレーズ」を加えることで、コンバージョン率を高めることができます

 

5. まとめ

今回はキャッチコピーの作成について解説してきました。

・キャッチコピーとは
・キャッチコピーの種類は3つ
・キャッチコピーの作るときのポイント
・効果的な広告コピーの特徴
キャッチコピーを見やすく、理解しやすくし、質の高いキャッチコピーを作成しましょう!

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