
【これからYouTubeを始める方へ】企業公式チャンネル概要欄の最適化完全ガイド|チェックリスト&事例あり
最近、SNSなどでAI画像をよく見かける人もいらっしゃると思います。テキストを入力するだけで、自分の頭の中にあるアイデアがプロ並みの画像として即座に現れる…そんな魔法のような技術が「画像生成AI」です。
SNSの投稿や広告、デザインに使える高品質なビジュアルが簡単に作れるこのツール、実は初心者でも手軽に始められます。難しくないのが特徴的!
この記事では、画像生成AIの魅力や主要ツール、活用方法をわかりやすく解説します。
ユニークワンではWebマーケティング事業を展開する企業として、50以上の業種、計1,250社のデジタルコミュニケーションを支援してきました。
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目次
画像生成AIとは、「こういう画像がほしい」というテキストで簡単な指示を入力するだけで、AI(人工知能)が自動的に画像を作成してくれる技術のことです。
写真のようなリアルなものからイラストまで様々な種類を生成できます。
また単純に画像を生成するツールだけではありません。「写真をイラストに加工する」「男性の画像を女性化する」といったツールもあります。
しかし、便利なAIですが注意も必要です。AIは大量のデータを学習し新しい画像を生成しますが、時に既存の人物やキャラクターに酷似したものを生成する場合があります。
酷似した画像を商用として使用した場合、著作権侵害になってしまう可能性も否めません。
▼AIと著作権の関係については下記のコラムを参照ください。
AIと著作権の関係について徹底解説。AIが作ったものの著作権元や商用利用などについて紹介
AIはAI技術により、イラストや文章などを生成します。その時、ネット上に既存しているデータからイラストや文章の特徴を学習して創作物を生み出します。この「既存のデータからの学習」が問題となっています。
画像生成AIは、デザインやマーケティングからエンタメ分野まで、さまざまな場面で活用されています。ここでは、具体的な用途をご紹介します。
デザイン・クリエイティブ分野(例:広告バナーやポスターの作成、ロゴやブランドのアイデア出し)
マーケティング・プロモーション分野(例:SNS投稿用の画像作成、リールやショート動画の素材生成)
エンターテインメント・コンテンツ制作分野(例:イラストや漫画の制作、ゲームのビジュアル素材)
画像生成AIアプリには、それぞれ得意な分野があります。
クリエイティブな画像が必要なら芸術性の高いビジュアルが得意な「MidJourney」などを選ぶべきです。実用的なデザインなら「Canva AI」広告やSNS用画像に最適です。
初心者には、直感的に使えるツールがおすすめです。
「DALL·E」や「Canva AI」は、テキストを入力するだけで簡単に画像を生成でき、特別な知識がなくても使いこなせます。
一方で、「Stable Diffusion」や「Leonardo.ai」のようなツールは、高度なカスタマイズが可能ですが、設定が複雑なため、ある程度の学習が必要です。
とにかく、すぐに使いたい場合はシンプルなアプリを選ぶとスムーズに活用できます。
画像生成AIツールといえばMidjourney(ミッドジャーニー)を思い浮かべる人が多い程、近年注目を集めている画像生成AIの1つです。
Discord(ディスコード)というアプリ上で、チャット形式で操作して利用します。
※Discordとは、Discord Inc.が開発したチャットアプリで、米国を中心に2億5,000万人以上のユーザーが利用しているコミュニケーションツール
最大の特徴は、美しいアートスタイルや独自性のあるビジュアルを生成できる点です。フォトリアルな画像だけでなく、幻想的なイラストやデザインにも対応できます。
有料プランで商用利用が許可されており、ビジネスでも安心して活用可能です。
(引用:Midjourneyホームページより)
Googleアカウントを持っていれば誰でも無料で利用可能で、ソフトウェアのインストールも不要です。初心者からプロまで幅広いユーザーが手軽に高品質な画像生成を体験できます。
質感やしわなどの細部までリアルに再現し、実際の写真と区別がつきにくい高品質な画像を生成します。リアルな風景からアートスタイルまで、さまざまな画像スタイルを生成できます。
画像内に吹き出しや文字を自然に組み込むことができ、漫画やポスター、広告バナーのようなシーンを生成する際に優れています。
自然言語を高度に理解し、長文や複雑な文章、抽象的な概念を含むプロンプトにも対応しているのがポイント。
SynthID機能もありです。
SynthID:AIが生成した画像や音声などのコンテンツに電子透かしを埋め込む機能が備わっており、そのコンテンツがAIによって生成されたことを証明するのに役立つ
生成された画像は高品質で、商用利用にも適しています。ただし、商用利用に関する規約や注意点が正確に明記していないので、現時点でのImageFXの商用利用は推奨しません。
(引用:ImageFXホームページより)
Xが提供する生成AI「Grok」でも、画像生成が可能です。GrokはリアルタイムでXの投稿情報を学習しています。設定で学習機能をオフにすることも可能です。
テキストプロンプトを入力することで、AIが高品質な画像を生成します。そのため、初心者でも容易に利用できます。
人物の肌の質感や毛穴まで精密に表現し、イラストから写実的なものまで幅広く生成可能です。Xのポストにそのまま使えることもポイントです。
特別な設定やインストールは不要です。日本語での入力や応答が可能で、日本のユーザーにも使いやすい設計です。
ローカル処理が可能で、データが外部に送信されないため、機密性の高い画像生成にも対応できます。
最近、無料ユーザーでも使用可能になりました。
(引用:Grokホームページより)
Microsoft社が提供するAI搭載のグラフィックデザインおよび画像編集アプリです。
このツールは、ユーザーが入力したテキスト指示に基づき、人目を引く画像やデザインを自動的に生成します。
ユーザーがテキストで指示を入力するだけで、AIが適切な画像やデザインを提案・生成します。
Microsoftアカウントを持っていれば、誰でも無料で利用可能です。特別なソフトウェアのインストールは不要で、ブラウザ上で直接利用できます。
生成した画像やデザインは、商用目的でも利用可能です。
(引用:Microsoft Designerホームページより)
シンガポールに本社を置くSTAR CLUSTER PTE. LTD.が提供する画像生成AIサービス。このサービスは、ユーザーが入力したテキストプロンプトに基づき、高品質な画像を生成することができます。
アニメからリアリスティックなスタイルまで、30万以上のAI画像ジェネレーターモデルとAIフィルターを提供しており、ユーザーは多様なアートスタイルを試せます。
初心者からプロフェッショナルまで幅広いユーザーにとって、強力な画像生成ツールです。
日本語のプロンプト入力やインターフェースに対応しており、日本語ユーザーにとって使いやすい設計です。
毎日150のスタミナ(クレジット)が付与され、設定に応じて1日最大75枚の画像を無料で生成可能です。
生成された画像は商用利用が可能ですが、使用するモデルによって商用利用の可否が異なるため、事前の確認を推奨します。
(引用:SeaArt AIホームページより)
Adobeが開発した生成AIモデル。Adobe Stockやパブリックドメインの画像など、使用許諾を得たコンテンツのみを学習データとして使用しています。これにより、生成された画像の著作権に関するトラブルを避けやすく、安心して利用可能です。
100以上の言語に対応しており、ユーザーは自身の言語でテキスト入力を行い、画像を生成することができます。
生成された画像は商用利用が認められており、ビジネス用途でも安心して活用できます。PhotoshopやIllustratorなどのAdobe製品にFireflyの機能が組み込まれています。ユーザーはこれらのツール内で直接AI機能を活用して、デザインの効率化や創造性の向上を図ることができます。
(引用:Adobe Fireflyホームページより)
テキストプロンプトを入力することで、AIが自動的に画像を生成します。
基本的な画像のトリミングやサイズ変更、明るさやコントラストの調整、フィルターの適用など、多様な編集機能を提供しています。
ウェブブラウザ上での利用に加え、Windows、Mac、iOS、Android向けのアプリも提供しており、さまざまなデバイスからアクセス可能です。
無料版とより高度な機能や追加のリソースを利用するための有料版があります。
(引用:Fotorホームページより)
DALL・E2(ダリツー)は「ChatGPT」の作成元であるOpenAIが開発した画像生成AIです。
テキストを打ち込むだけで画像を生成してくれます。
無料版と有料版があり、無料版は月15クレジットまで画像を生成可能。無料版では基本的な「Text to Image」機能のみ利用可能となっています。
また日本語で入力しても画像生成はできますが、英語で入力した方がより高精度な画像生成ができます。
(引用:DALL・E2ホームページより)
Stable Diffusion(ステーブルディフュージョン)はイギリスの「Stability AI」によって開発された、ブラウザ版とローカル版がある画像生成AIツールです。
ブラウザ版:
・一部機能が有料
・枚数制限
ローカル版:
・ソフトウェア自体は無料で提供されており、インターネット接続なしで利用可能
・高いPCスペックが必要
・環境構築が必要
DALL・E2と同じようにテキストを打ち込むだけで画像を生成してくれます。
ただDALL・E2と違い「生成コンテンツに関する制限がない」「完全無料で利用回数の制限がない」などの違いがあります。
DALL・E2と同じように英語圏で開発されたツールですが、日本語入力を重視した「Stability AI Japan」モデルもあります。より日本語で高精度な画像を生成したいと考えるなら、日本語モデルを使いましょう。
(引用:Stable Diffusionホームページより)
AIピカソは日本で開発された画像生成アプリです。
先ほどご紹介したStable Diffusionがベースになっているアプリで、基本無料で画像生成できます。
無料版では1日約3回の画像生成が可能ですが、それ以上利用する場合は広告視聴が必要です。有料プランでは広告なしで無制限に画像生成が可能です。
日本で開発されたアプリなので、日本語の入力でも高精密な画像が生成されます。
有名な「いらすとや」とコラボした「AIいらすとや」や画像を1枚アップロードするだけでAIがオリジナルダンスを生成してくれる「AIダンス」などのサイトも話題にもなっています。
(引用:AIピカソホームページより)
Canvaは、ユーザーフレンドリーなデザインプラットフォームとして知られています。さらに、近年AI技術を活用した高度な画像生成機能を導入し、さらに進化を遂げています。特に注目すべきは、テキストから画像を生成する「Dream Lab」機能です。これは、ユーザーが入力したテキストに基づいて、多様なスタイルの画像を自動的に作成するもので、デザインの幅を大きく広げます。
誰もが簡単に高品質なデザインを作成できる環境を提供しています。
(引用:Canvaホームページより)
Leonardo.aiは、Stable Diffusionをベースとした高性能な画像生成AIツールです。
ユーザーが入力したテキスト(プロンプト)に基づき、また手書きのスケッチやイラストから画像を生成する機能から、AIが高品質な画像を迅速に生成します。
特に、マーケティング素材や製品デザイン、コンテンツ制作など、多岐にわたる分野での活用が可能です。また、豊富な調整項目が用意されており、細かな設定によりユーザーの意図に沿った画像生成ができます。
さらに、無料で始められ、商用利用も可能となっています。
(引用:Leonardo.aiホームページより)
画像生成AIは便利なツールですが、利用時には注意が必要です。
著作権の問題として、商用利用の可否や既存作品との類似性を確認することが重要です。
また、倫理面では、偽情報の拡散やプライバシー侵害を避ける責任が求められます。
さらに、技術的な限界として、細部の違和感や意図しない画像が生成されることもあるため、適宜修正が必要です。
各ツールの規約をよく読み、安全に活用しましょう。
今回は画像生成AIについて解説してきました。
ユニークワンではWebマーケティング事業を展開する企業として、50以上の業種、計1,250社のデジタルコミュニケーションを支援してきました。
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