個人だけでなく企業でもYouTubeチャンネルを運営する会社が増えています。
動画を編集するのは大変な作業ですが、制作した動画がYouTubeを通じて多くの人に見てもらえるのはとても嬉しいことですよね。
しかもYouTubeの場合、人気の動画や視聴者の反応などが分析できる機能「YouTubeアナリティクス」があることをご存知ですか?
この記事では、YouTubeアナリティクスを見る方法とともに、特にYouTubeチャンネルを運営しているなら注目してほしい5つの項目について紹介します。
目次
1.YouTubeアナリティクスを見る方法
さっそく、YouTubeアナリティクスを開く方法について説明していきます。
今回は株式会社ユニークワンが運営しているYouTubeチャンネル「にいがたTV」の管理画面をもとに進めます。
1-1.自分のYouTubeチャンネルを開く
右上のチャンネルのアイコンをクリックするとメニューが表示されます。
「YouTube Studio」をクリックします。
1-2.ダッシュボード画面が表示される
YouTube Studioのトップ画面(ダッシュボード画面)が表示されます。
もっとも最近アップロードした動画(画面中央)について、他の動画と比べた視聴回数の伸び方や、おすすめ動画に表示された際のクリック率、平均視聴時間などを知ることができます。
また、現在のチャンネル登録者数も画面右側でチェックできます。
2.YouTubeアナリティクスで知ることができる5項目
2-1.「概要」
今週のパフォーマンス、先週のパフォーマンス、先月の状況などを把握できるのが「概要」画面です。
視聴回数や総再生時間といった基本的な要素について過去と比較してどのように数値が変化しているかを把握できます。
忙しくて他の数値をチェックする暇がない!という方も、最低限この項目だけは見ておくことをおすすめします。
2-2.「リーチ」
YouTubeユーザーがどのようにして動画にたどり着いたのか、自分たちの動画がどこから流入されているのかをチェックするのが「リーチ」機能です。
特に注目したいのが「トラフィックソースの種類」。にいがたTVの場合は「ブラウジング機能」からの流入が45%近くを占めています。
「ブラウジング機能」とは、ユーザーの過去の検索行動や閲覧履歴から、YouTube上に自動で動画が表示される機能です。
2-3.「エンゲージメント」
視聴者がどこで離脱したのか、どこから視聴をはじめたのか、などを知ることができるのが「エンゲージメント」です。注目してほしい部分で急激に数値が伸びたり、逆に期待はずれの展開だったのか突然視聴率が下がったりと、つくり手の意図どおりに行かないのが動画制作の難しいところであり面白いところでもあります。
どのように注意をひきつけ、次の展開へ持っていくのが視聴者維持につながるのかを考える上でチェックしておきたい項目です。
2-4.「視聴者」
YouTubeアナリティクス上で特に注意して見るべきなのが「視聴者」の項目です。
チャンネル視聴ユーザーがYouTubeに何曜日のどの時間帯に訪れることが多いのかや、視聴者が他に好んで閲覧しているチャンネルの情報もわかります。
今後の更新タイミングや、チャンネルの方向性を考える上でも役立てることができますね。
2-5.「収益」
アナリティクスでは、動画視聴によって発生した「収益」についても確認できます。
ちなみに、収益化させるためには「チャンネル登録者数1,000人以上」「年間再生数4,000時間以上」が最低条件です。
おわりに
YouTubeアナリティクスを見る方法や、アナリティクス上で確認できる項目について紹介しました。
ぜひ今後のチャンネル登録者数増加、視聴回数増加に役立ててみてください。
また、ユニークワンではYouTubeチャンネルの分析や動画広告、動画制作、動画マーケティングに関するトレーニングなども行なっています。
「今後さらにYouTubeを強化していきたい」とお考えの企業様、ぜひお気軽にご相談ください。お待ちしています!