コラム

【Web広告用語集】ブクマ推奨44選!基本用語から略語まで運用初心者向けに解説

公開: 更新: インターネット広告

web広告用語集

Web広告業界には、最初に覚えるべき専門用語があります。

初めて広告運用担当者になった方や、広告業界未経験の方は

「覚える用語が多い」
「毎回調べないとわからない」

と、感じているはずです。

そこで今回は、広告業界初心者向けに、基本用語から略語まで集め、わかりやすく解説しました。

この記事をブックマークして、いつでもすぐ読めるようにしておくのがおすすめです。

  • Web広告の種類や基本用語
  • Web広告入稿時に知っておくべき用語
  • Web広告運用・分析時に知っておくべき用語

ユニークワンではWebマーケティング事業を展開する企業として、50以上の業種、計1,250社のデジタルコミュニケーションを支援してきました。

SNS運用に関するご相談も承っております。こちらからお気軽にお問い合わせください。

 

1.広告の種類に関する用語

はじめに、広告の主な種類を解説します。

リスティング広告(検索連動型広告)

Google(グーグル)やYahoo!(ヤフー)で検索をした際、結果画面の上部(もしくは結果画面最下部)に表示される広告。検索キーワードに合わせて、関連性の高い広告を表示させることができます。

ディスプレイ広告

Webサイトやアプリ上に画像や動画、テキスト形式で表示される広告。バナー形式で表示されることが多いため「バナー広告」と呼ばれることもあります。

Google広告

Googleが提供する広告サービス。検索(Google検索広告(GSN))・P-MAX・ディスプレイ(Googleディスプレイ広告(GDN))・動画など、広告の目的に沿って適切なキャンペーンタイプを選択することができます。

Yahoo!広告

Yahoo!提供する広告サービス。Yahoo!検索結果ページに広告を表示する検索連動型広告(YDN)や、ウェブサイト上にバナーや画像広告を表示する広告(YDA(旧YDN))などを出稿できます。

Facebook/Instagram広告

FacebookおよびInstagramで広告を表示するソーシャルメディア広告。静⽌画や動画(フィード広告)・カルーセル広告・ストーリーズ広告などを配信できます。

Microsoft広告

Microsoft の提供するサービスに広告を出稿できる広告媒体。主な配信面としては「Bingの検索結果」や「Microsoft Edgeのスタートページ」があげられます。

X(旧Twitter)広告

X上で広告を表示するソーシャルメディア広告。記事執筆時点では、X広告の配信には認証されたアカウントが必要となります。

LINE広告

LINEアプリ内などで広告を表示するソーシャルメディア広告。LINEの国内ユーザー数は8,400万⼈(2020年7⽉時点)。他のSNSでは情報を伝えきれないユーザーにもLINE広告によるアプローチが可能です。

TikTok広告

TikTok上で広告を表示する広告。10代後半〜20代後半の若年層をターゲットとした商材が特に効果を発揮するでしょう。

SmartNews広告

スマートニュースアプリ内で広告を表示するディスプレイ広告。月間アクティブユーザーが約2,000万人(2019年8月・日米合算)のユーザー数No.1のニュースアプリです。

Indeed広告

求人情報に特化した検索サイトであるIndeedへ有料で掲載する広告。

TVer広告

TVerへ掲載する動画広告。TVerとは民放テレビ局がひとつにまとまった番組配信プラットフォームであり、こちらへ出稿が可能です。

純広告

「運用型」の広告とは異なる、特定メディアの「枠」を媒体側の提示した料金で買い取る広告の一つ。そのため、決められた期間では必ず広告を表示させることができます。

▼純広告について詳しくはこちら

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2.広告入稿に関する用語

広告の入稿を準備・作業している時に知っておくべき単語をまとめました。

広告アカウント

広告を管理する、階層の最も上のもの。支払い方法や、管理者情報を管理できます。

キャンペーン

階層構造では、広告アカウントの下に位置するもの。キャンペーンでは、キャンペーンの目標・配信地域・予算・開始日と終了日などを設定することができます。

広告グループ

階層構造では、キャンペーンの下に位置するもの。入札単価や、広告を設定します。リスティング広告の場合、キーワードも設定できる階層です。

広告クリエイティブ

広告を配信するために必要な素材のこと。例えば、タイトルや説明文(TD)などの広告文や、画像・動画素材を示します。

サンクスページ

何らかのアクションを実行後に表示されるページ。例えば、セミナー申し込みを完了した後に、「お申し込みありがとうございました」と表示されるページのことを示します。

ランディングページ(LP)

ランディングページ(LP)とは、インターネット広告をクリックしたユーザーが最初に見るページです。特定の商品・サービスについてユーザーにアクション(商品購入や資料請求など)を取ってもらうことを目的としたページのことを指します。

パラメータ

URLの後に、データ収集を目的として追加されている変数のこと。広告運用において「Google Analytics」を利用したい時などは設定が必要です。

(例)「?」以降がパラメータ
https://unique1.co.jp/?utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_campaign=gsn&utm_term={keyword}

マッチタイプ

検索広告におけるマッチタイプとは、キーワードとユーザーの検索語句の一致度を指定するものです。広告の掲載範囲やクリック単価に影響します。

・完全一致
キーワードとユーザーの検索語句が完全に一致した場合に広告を表示

・フレーズ一致
キーワードがユーザーの検索語句の前に、または後に、他の単語や語句が含まれる場合でも、広告を表示

・部分一致
キーワードがユーザーの検索語句の一部に含まれている場合でも、広告を表示

※参考:Google広告ヘルプ キーワードのマッチタイプについて

プレースメント

広告を表示するサイトやページのこと。Google広告では、特定の場所を選択したい時に「プレースメントターゲティング」を追加することができます。

▼YouTube広告のプレースメント設定画面

広告用語集_プレースメント

デバイス

テレビ画面・モバイル・パソコンなどを指します。Google広告では、デバイス別に広告を配信するかどうかや、入札単価を調整することができます。

オーディエンス

広告におけるオーディエンスとは、広告を配信するターゲットのこと。年齢や性別などのユーザー属性や、興味関心に基づいて広告を表示させることができます。

リマーケティング(リマケ)

一度サイトに訪問したことがあるユーザーへ広告を配信できる手法。媒体によっては「リターゲティング」と呼ぶこともありますが、仕組みはリマーケティングと同様です。

アトリビューション

広告に設定しているコンバージョンに対する各チャネルの貢献度を測るもの。Google 広告で利用可能なアトリビューション モデルは下記です。

・ラストクリック
・ファーストクリック
・減衰
・線形
・接点ベース
・データドリブン

※Google広告のアトリビューションモデルについて詳しくはこちら

入札価格

ユーザーが広告を1クリックするごとに支払う金額のこと。運用型広告は基本、入札が行われます。広告主側で設定することができ、広告グループ単位・キーワード単位でも決めることができる媒体もあります。

 

3.広告運用に関する用語

続いて、広告を実際に運用している際、必要になってくる単語です。

A/Bテスト

A/Bテストは、WEBマーケティングにおける代表的な手法の一つ。広告クリエイティブやランディングページなど、A・Bの2パターンを用意して「どちらがより良い成果を出せるのか」を検証するものです。

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PDCAサイクル

ネット広告で成果を高めるためにはPDCAサイクルを回すことが最も重要です。

Plan(戦略設計):広告配信の目的やターゲティング、評価指標を定めること
Do(実行):広告を制作・配信
Check(分析):配信結果の確認・評価指標に沿って良しあしを評価
Action(改善):広告クリエイティブやターゲティング、予算等の改善 

Google アナリティクス 4(GA4)

アクセス解析ができる、Googleアナリティクスの新しい規格。GA4とGoogle広告は連携でき、キャンペーンのデータやユーザー行動が把握できます。

Googleタグマネージャー

Webサイトに埋め込むタグ(アナリティクスタグや広告タグ)を設定・管理できるツール。サイトのアクセス解析や広告の成果測定に欠かせないツールといえます。

広告ランク

広告がページ上の、どの位置に表示するかを決める数値。広告がオークションにかけられるたびに数値は変動します。品質が高い広告ほど広告ランクが上昇し、費用が抑えられ、広告効果が高まります。

 

4.広告分析に用いる指標などの用語

最後に解説する用語はアルファベットが多く覚えにくいものも多いですが、広告の分析の際によく用いられる用語なのでしっかり覚えておきましょう。

Impression(インプ/imp)

広告の表示回数。

CPM(Cost Per Mille)

1,000回表示あたりの広告費用。

IS(インプレッションシェア)

広告が表示可能だった合計回数のうち、広告が実際に何回表示されたかを測る指標。割合が高いほど良い。

CPC(Cost Per Click・クリック単価)

広告を1クリックを獲得するのにかかる費用。

※平均クリック単価:費用(コスト)÷ クリック数

CTR(Click Through Rate・クリック率)

表示された広告がクリックされた割合。

※クリック率:クリック数 ÷ インプレッション数

CPV(Cost Per View)

動画広告1回視聴あたりの費用。

CPI(Cost Per Install)

アプリ1インストールあたりの広告費用。

CV(コンバージョン)

特定の商品・サービスについてユーザーにアクション(商品購入や資料請求など)を取ったことによる広告成果。

CVR(Conversion Rate・コンバージョン率)

広告クリックに対してコンバージョンされた割合。

CPA(Cost Per Action・コンバージョン単価・獲得単価)

コンバージョンを獲得するのにかかった費用。

ROAS(Return On Advertising Spend)

広告の費用対効果。広告費に対してどれだけ売り上げ獲得できたかを表す指標です。

ROI(Return On Investment)

投資した費用に対してどれだけの利益が得られたかを表す指標。

 

まとめ:専門用語を早く覚えて業務をスムーズに

今回は「広告」に関連する単語を、詳しくまとめました。

「実務を通して覚えた」「アルファベットの略称用語はそれぞれ単語を分解して覚えた」など、用語の覚え方は人それぞれです。ぜひこのコラムをブックマークして、いつでも見返せるようにしておいてください。

  • 広告用語を理解して運用/分析に生かす
  • 英語や略語も多いため注意

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