世界No.1※の求人検索サイトである「Indeed（インディード）」。採用に携わる方で知らない方はいないのではないでしょうか？

※出典：Comscore, 総訪問数, 2021年3月

Indeedは、従来の求人サイトと掲載や課金の仕組みなど異なる点が多いです。実際に求人を掲載して応募を増やすには、Indeedの特徴を理解する必要があります。

今回の記事では、初心者の方向けに分かりやすく解説します！

• Indeedに求人を掲載する方法
• 有料掲載／無料掲載※の違い
• 応募数を増やすためのコツ

※無料掲載には利用規約、Indeedが定める掲載基準、及び使用制限が適用されます。

 

1.Indeed（インディード）とは

まずはIndeedの基本情報を押さえましょう。

1-1.日本No.1※の求人検索サイト

Indeedは日本でもNo.1の求人検索サイト。月間3,850万の訪問数※を誇ります。掲載求人数も非常に多いです。

※どちらも出典：SimilarWeb, 総訪問数, 2021年10月

1-2.従来の求人サイトとの違い

Indeedは、従来の求人サイトと異なる特徴があります。

（１）Indeedは「求人検索サイト」

多くの求人サイトは、企業がサイトへ求人情報を掲載する「掲示板」のような性質を持ちます。しかしIndeedはインターネット上の様々な求人情報を自動で集め、ユーザーが自由に検索できる仕組みとなっています。

（２）ユーザーは登録不要で自由に求人を検索できる

大手求人サイトは、求職者は会員登録をしないと閲覧できる求人が限られる場合も。一方Indeedは、ユーザー登録をしなくても自由に求人を検索できます。この手軽さも、Indeedが人気な理由の一つです。

（３）無料掲載※から始められて掲載期間も自由

一般的な転職サイトや求人情報誌では掲載料が発生します。

しかし、Indeedの場合は無料※で求人を掲載することが可能です。無料掲載※の場合は、求人ページのクリック数や応募数に関わらず、料金が発生することはありません。

一方で、人手不足の状況から、より多くの求職者に露出を増やすことができる、Indeedの有料掲載を活用する企業も増えてきています。

1-3.Indeedに求人を掲載するメリット

Indeedに求人を掲載するメリットは3つあります。

（１）短期間で求人を掲載できる

Indeedは準備が整っていれば、最短で即日求人掲載を始めることが可能です。
※ただし求人掲載基準を満たしていない場合、掲載されない場合がございます。

（２）クリックされた分だけ課金・予算も設定できる

有料掲載した場合、求人ページがクリックされる度に費用が発生します。日・月ごとの予算も設定可能なので、広告費を使いすぎる心配がありません。

（３）Googleの検索結果にも表示されやすい

当社の運用実績によると、Indeedは、GoogleやYahoo!等の検索エンジンで上位表示されやい傾向にあります。つまり、Indeedへ求人掲載をすることによって、検索エンジンから求人を探そうとしているユーザーの流入も期待できます。

1-4.Indeed活用に向いている企業

Indeedを特に活用すべき企業の特徴は3つあります！

（１）地方で採用したい企業

Indeedは地方でも利用ユーザーが多く、「勤務地」を軸に検索できます。地方で採用を行いたい企業にはおススメです。

（２）複数職種で求人を募集している企業

一般的な求人サイトは、求人票ごとに費用が発生します。
しかしIndeedでは、いくつ求人票を掲載しても無料掲載※であれば費用はかかりません。
有料掲載でも、予算を設定できるので安心です。

（３）採用コストを抑えたい企業

求人サイトは数万円～数十万円、人材紹介なら数百万になることもある採用コスト。
Indeedであれば、求人を無料掲載できます（利用規約、Indeedが定める掲載基準、及び使用制限が適用）。また、有料掲載の場合でもクリックによる課金。興味のある求職者だけに無駄なく費用を使えます。

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2.Indeedに求人を掲載する方法

Indeedに求人を掲載する方法は3つあります。

2-1.直接投稿

Indeedに直接求人票を掲載する方法です。今回のコラムでは、直接投稿の掲載方法をメインにお話しします。

Indeedアカウントを作ればすぐに求人票を登録できるので、掲載までのスピードが一番早い方法といえます。

求人票の内容も自由にカスタマイズできる一方、中身次第では求職者からの反応がイマイチなことも。
応募につながる魅力的な求人票を作るにはコツが必要です。

2-2.自社サイトをクローリング

次に、自社サイト内の求人情報をクローリングさせる方法です。

クローリングとは、ボットがインターネット上の求人情報を自動収集して掲載される仕組みのこと。クローリングされるための要件を満たすと、自動でIndeedにも求人掲載されるので、手間が省けます。

※クローリングに必要な要件はこちらをご覧ください！

採用管理システム（ATS）を使って求人ページを作成する企業もたくさんいらっしゃいますが、Indeedに対応したATSを利用するとスムーズに求人掲載ができます。

ただし、クローリングしてもらうにはIndeedへ依頼が必要です。Indeed対応のATSを使っていない求人ページは、場合によっては改修が必要で、掲載までに時間がかかるかもしれません。

2-3.他の求人サイトに掲載

Indeedは求人検索サイトなので、ボットが求人サイトをクローリングした情報も掲載されます。そのため、他の求人サイトに掲載している求人は、自動的にIndeedにも掲載されることがあります。

しかし、Indeedへどのように表示されるかは求人サイトの作り次第。自社でコントロールができません。Indeedを本格的に運用する場合は「直接投稿」がおススメです。

採用計画や業界、職種ごとに適切な掲載方法は異なるので、ぜひお問い合わせください！

Indeedについて相談する

3.Indeed求人の無料掲載※・有料掲載の違い

ここからは「直接投稿」のうち、無料掲載※と有料掲載の違いを解説します。

3-1.無料掲載※

無料掲載※は、費用をかけずにIndeedへ求人を掲載できます。

しかし、一定期間が過ぎると求人情報が表示されづらくなります。また、一度の検索に対して表示されるのは1回きり。次のページ以降に同じ求人が表示されることはありません。

無料掲載※で応募を獲得するには、求人票の書き方にコツが必要なほか、そもそもの職種や応募条件が魅力的でないと応募が集まりづらいです。

3-2.有料掲載（スポンサー求人）

有料掲載は、表示回数が増えるのが大きなメリット。無料掲載※に比べ5倍〜6倍表示されやすくなる、というデータもあります（当社での実績を元にした数値）。

有料掲載の場合は、検索結果で求人ページがクリックされる度に費用が発生します。日・月ごとの予算も設定可能なので、広告費を使いすぎる心配がありません。

 

4.Indeedの求人掲載方法｜アカウント開設～求人掲載まで

ここからは「直接投稿」でIndeedに求人を掲載する場合の手順を解説します。手順は4つです。

一つずつ、画像付きで解説していきます。

4-1.Indeedアカウントの作成

まずはIndeedで、求人を掲載するための企業アカウントを作成します。Indeed公式の求人広告掲載ページより、「求人を掲載する」をクリックします。

するとアカウント作成画面へ遷移します。

GoogleやFacebookなど、既存のアカウントでもログインできます。しかし、企業で使用する場合はメールアドレス・パスワードから登録する方がスムーズに進みやすいです。

メールアドレス・パスワードを入力すると、企業情報を登録する画面に移ります。

会社名／従業員数／担当者名／電話番号を入力しましょう。

4-2.求人票の作成

企業情報を登録した次には、いよいよ求人票を作成します。求人票を作成する前に注意点があります。

「1求人1ページ」が原則です。

1求人とは「仕事内容」と「勤務地」の組み合わせを指します。たとえば同じ勤務地でも、営業職、事務職など職種が複数ある場合や、同じ職種でも異なる勤務地となる場合は、求人票を分ける必要があります。

まずは求人票の基本情報として、職種名／求人キャッチコピー／職種カテゴリー／勤務地を設定します。

【求人票作成のポイント】

●職種名は求職者が最初に見る部分。業界や職種名を簡潔＆具体的に記載しましょう。
（例）×法人営業 ／ 〇ITツールの新規顧客向け・法人営業

●求人キャッチコピーは、スマホの検索結果でタイトルの下に表示されます。アクセスや待遇、雇用条件などのセールスポイントを必ず記載しましょう。

（▲求人キャッチコピーの表示例）

次に、求人票の詳細情報を入力していきます。入力する情報は大きく分けて3種類。

「雇用形態」および「給与」については、フォーマットから適切なものを選択して入力すればOKです。

雇用形態は、複数の雇用形態を設定することもできます。給与は、時給／日給／週給／月給／年収　から選択できます。下限～上限の範囲だけでなく、固定給与で表示することも可能です。

求人票のクオリティで差がつきやすいのが「求人の職務詳細」パートです。

ご覧の通り、自由に記載することができます。その分、内容で差がつきやすいのです。
様々な項目がありますが、特に注力すべきなのは「仕事内容」「アピールポイント」「求める人材」の3つ。

【求人票作成のポイント】

●仕事内容は、求職者がイメージしやすいよう具体的に記載しましょう。例えば、専門用語を使わないようにしたり、1日の流れを記載したりと、一般のユーザーにも分かりやすく書くのが重要です。

●アピールポイントは必ず記載しましょう。待遇や仕事内容、福利厚生、職場環境などのセールスポイントを具体的に記載するとよいです。
(例)未経験歓迎／20代30代の若手活躍中／住宅補助あり／インセンティブあり　など…

●求める人材は、必須要件／歓迎要件を誰が見ても分かるように記載しましょう。特定の属性（年齢や性別など）の指定はできないので注意です。
(例)× PCが出来る方／〇 Excel,Word,PowerPointを使って資料作成した経験のある方

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4-3.応募受付方法の設定

求人票の内容が完成したら、求人応募の受付方法を設定しましょう。

まずは、応募の受付方法を設定します。「メール」と「指定住所への直接訪問」のどちらかを選択します。基本的には「メール」を選択しましょう。

応募通知を受信するメールアドレスは、複数設定可能です。さらに、電話での問い合わせ・応募を受けるかどうかも設定できます。

この後には、自動面接予約や応募方法などを設定します。特に重要な応募方法には「Indeedカンタン応募」と「Indeed履歴書応募」の２種類あります。

求人内容に応じて選択しましょう。

4-4.掲載方法の選択

すべての設定が終わったら、求人内容をプレビューで確認できます。問題がなければ、最後に掲載方法（有料掲載または無料※掲載）を選択します。

有料掲載の予算設定の画面になります。無料掲載（利用規約、Indeedが定める掲載基準、及び使用制限が適用）の場合は、下の「今はしない」を選択します。

有料掲載の場合「自動調節設定」と「手動設定」のどちらかを選択しましょう。

設定が完了したら「保存して続行」を選択すると、登録したメールアドレス宛に、Indeedからメールが届きます。メール本文内のリンクをクリックし、アドレスの承認を行いましょう。

承認後、最短1時間・最長72時間で審査が行われます（Indeed公式ページより）。審査に通ったら求人掲載は完了です。

 

5.Indeedの求人掲載でよくある質問

ここからは、Indeedの求人掲載でよくある質問3つにお答えします。

5-1.応募数を増やすコツは？

一番よく聞かれる質問が「応募数を増やすコツ」。Indeedは手軽に出稿できるため、多くの企業が出稿しています。自社の求人を見つけてもらうには3つのコツが必要なのです。

（１）検索されやすいキーワードを求人票に含める

Indeedの求人は「検索キーワード」×「勤務地」で検索されます。そのため、検索されやすいキーワードを求人票内に含めることが重要です。実際にIndeedの検索画面でキーワードを入力し、検索候補を見てみるとよいでしょう。

もちろん、求人内容に無関係なキーワードを無理やり入れるのはNGです。あくまで求人票の内容に沿ったキーワードである必要があります。

また、ブラウザ版の検索画面には「人気のキーワード」が表示されるので、参考にしましょう。

（引用元：Indeed検索TOP画面,自社調べ,2021年12月13日時点）

ちなみに、有料掲載で一定の金額を使用しているアカウントでは「採用市場レポート」という機能を活用できます。職種・エリアごとの人気キーワードなど、より精度の高い情報を知ることができます。

（引用元：求職者が検索しているキーワードがわかる!?　Indeed（インディード）の「採用市場レポート」機能の使い方）

（２）仕事内容は具体的に＆分かりやすく記載にする

仕事内容や求める人物像は、一般ユーザーにも伝わりやすいように具体的に、かつ分かりやすい内容を記載しましょう。

たとえば一般事務を募集する場合、仕事内容が「事務作業全般」だと分かりづらいですよね？「〇〇に関する資料作成（PowerPoint、Excelを主に使用）」など、より具体的にイメージしやすいように表記しましょう。仕事内容以外にも職場環境や研修制度など、魅力となるポイントはもれなく記載しましょう。

また、社内で当たり前のように使っている用語が一般ユーザーには伝わりづらいこともあります。例えば職種名として「アカウントプランナー」がありますが、なじみのない方も多いです。「〇〇業界の企画営業職」など、分かりやすい表現に直すとよいでしょう。

（３）求人内容や予算・単価を調整をする

無料掲載（利用規約、Indeedが定める掲載基準、及び使用制限が適用）の場合、求人掲載後に時間が経過するほど有料掲載の方が表示される期間は長くなります。クリック数・表示数などを見て、減ってきたら求人票を都度更新した方がよいです。

有料掲載の場合は、求人内容だけでなく、クリック単価や全体予算も調整する必要があります。応募者の数だけでなく質も鑑みて、総合的に運用することが重要です。

5-2.Indeedの自社運用・代理店依頼の違いは？

Indeedを運用する場合「自社で運用する」ケースと「代理店に運用を依頼する」ケースがあります。「代理店に依頼するのは費用が余計にかかるので、自社運用がいい！」という方も少なくありません。しかし、それぞれの特徴を理解して進めるべきといえます。

（１）自社運用の場合

自社運用のメリットは、代理店に依頼する手数料がかからない点です。Indeed運用に詳しい人がいれば、スピーディーに求人追加や調整ができるでしょう。有料掲載の場合はIndeed担当者から、パフォーマンス改善の提案、プロダクトやガイドライン情報などが共有されます。

しかし、Indeed運用には掲載ポリシー・求人広告ロジックなどの専門知識が必要な他、情報のアップデートが早いです。最新トレンドを取り入れながらIndeedで成果を出すには、Indeedに詳しい専任の担当者がいないと難しいのは留意しておきましょう。

（２）代理店に運用を依頼する場合

代理店に運用を依頼する最大のメリットは、専門知識を持ったプロが運用することで成果が期待できる点。代理店には媒体社からの最新情報が入りやすく、運用のノウハウも蓄積されています。

注意点としては代理店選びが最も重要、という点です。選定する際は、Indeedの認定パートナーである代理店に依頼すると安心でしょう。Indeedが公式で認めた、販売実績やノウハウが豊富な代理店がパートナーとして認定されています。

ユニークワンは、北陸エリアで数少ないIndeedの認定パートナーです。Indeed活用についてはぜひお問い合わせください！

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5-3.有料掲載をする場合の費用はどのくらい？

有料掲載の場合、職種やエリアごとに最適な予算・クリック単価を設定する必要があります。

有料掲載には「自動調節設定」と「手動調節設定」がありますが、手動の場合クリック単価は、最低15円～最高1,000円で設定できます。当社の運用実績から目安のクリック単価は下記になります。

全体の予算は、採用に必要な「クリック単価×クリック数」で算出します。クリック数を概算で算出するには、応募率や採用率、採用人数から下記の数式で概算します。

クリック数×応募率×採用率＝採用人数

応募率や採用率は職種・エリアによって異なるので、詳細はお問い合わせください。

 

6.まとめ：Indeedに求人掲載して採用活動をパワーアップしよう！

今回は、Indeedへの求人掲載方法について解説しました。

• Indeedは最短即日で求人掲載が可能
• 成果を出すには求人内容や予算調整などのコツが必要

Indeedで応募を獲得するには、専門知識や最新情報を取り入れて求人票をアップデートする必要があります。運用ロジックに基づいた日々の調整も必要です。

ユニークワンは、Indeed認定の販売代理店です。

これまで地方のクライアント様を中心に、Indeedを活用した採用支援に尽力してきました。
創業以来培ってきたインターネット広告運用のノウハウを活かし、低単価・高効率なIndeed運用を実現します。
応募者の質を高め、狙いたいターゲット層に響くよう、求人テキストの改善も実施しております。

「Webでの採用活用は地方でも効果があるのか」
「Indeedの費用感はどのくらいなのか」

といった質問も大歓迎です！ぜひお気軽にご相談ください。