動画広告は何種類?YouTubeやSNS動画広告のメリット、活用事例も紹介
テレビ番組が好きな時に無料で見れることで人気のアプリ「TVer(ティーバー)」。
2022年4月からは、民放5系列でリアルタイム配信がスタートし話題となっています。
番組の冒頭や途中、最後に広告が流れますが、実はテレビCMだけではリーチできない多くの人に広告を配信することができるのです。
さらにTVerの動画広告はスキップされないため、ユーザーに商品・サービスを認知してもらいやすいのが魅力です。
「テレビCMをやっているけど効果が薄いかもしれない…」「新しいユーザーに商品・サービスを知ってほしい!」という方にぴったりの広告です。
今回の記事を読むと下記がわかります。
- TVerへ動画広告を出稿するメリット
- 実際に広告を出稿する場合の費用や出稿プロセス、気を付けるポイント
※本記事では、TVerへの動画出稿メニューのなかでも当社が取り扱っている「Red TVer PMP配信」についてご紹介します。
目次
1.TVer(ティーバー)とは
TVerとは、民放テレビ局がひとつにまとまった番組配信プラットフォーム。
最新ドラマやバラエティ番組など、民放各局の約350以上の番組を無料で視聴することができます。
TVerといえば「見逃し配信」のイメージですが、2022年4月からはリアルタイム配信がスタート。
スマホやタブレットからリアルタイムで番組を視聴できるようになりました。
(引用元:TVer公式サイト)
アプリダウンロード数は4,000万を突破(2021年8月時点)。
2022年3月には、月間動画再生数が2億5千万回を突破しており、着実に伸びているプラットフォームといえます。
(引用元:[TVer] 2022 年 3 月の動画再生数が 2 億 5 千万回/月を突破! コネクテッド TV の比率が初めて 25%を超え、全再生数の 4 分の 1 に | TVer INC.)
2.TVerへ動画広告を出稿できるって本当?
TVerへ動画広告を出稿することは可能です。TVerだけでなく、各局の自社プラットフォームなどにも出稿できます。
ちなみに、TVerの動画広告には大きく分けて「PMP配信」と「純広告」の2種類あります。
今回は、弊社が取り扱う「PMP配信」をご紹介します!
※純広告:広告放映枠あたりの単価が決まっているメニュー
2-1.広告フォーマット
動画広告クリエイティブの長さは6秒・15秒・30秒・60秒のいずれか。アスペクト比16:9のMP4ファイルが必要です。
テレビで放映したCM素材がある場合、TVerへの動画広告にも同じ素材を流せることも多いです。
それ以外にも、映像や音声について細かい規定があります。詳細についてはお問い合わせください。
2-2.配信先
TVer以外にも「日テレ無料DATA!」「テレ朝キャッチアップ」「TBS FREE」「フジテレビオンデマンド(FOD)」など、民法各局の番組配信サービスやシンジケーションサイトにも動画広告を配信可能です。
配信されるデバイスも多様です。スマホはもちろん、パソコンやタブレット、コネクテッドTV(インターネットに接続されたテレビ)にも配信されます。
2-3.配信タイミング
テレビ番組の冒頭・途中・最後に広告が配信されます。広告掲載に最適なタイミングが自動的に選択・配信されます。
なお、配信枠の指定はできかねますのでご注意ください。
3.TVerへ動画広告を出稿する5つのメリット
3-1.視聴完了率が高く認知拡大に貢献
TVerをはじめとする動画配信アプリでは、番組視聴を目的とした能動的なユーザーに動画広告が流れます。
そのため、広告の完全視聴率がどのデバイスでも90%以上と非常に高く、商品やサービスをしっかり覚えてもらうことができます。
3-2.広告に対するユーザーの抵抗感が少ない
TVer等のアプリで配信されるコンテンツはTV番組と同等のため、途中に動画広告が入ることに違和感が少ないです。
ユーザーに受け入れられやすい環境で商品・サービスの魅力を伝えることができます。
3-3.エリア・年齢・当日の天気などのターゲティングが可能
PMPメニューでは、ユーザーの年齢・性別や都道府県などを自由にターゲティングできます。ユーザーが実登録するデータを基にしているので、精度の高いターゲティングが可能です。
特徴的なのは「天気連動配信」。特定の天候や気温を条件に広告を出し分けることもできます。
※広告代理店によって利用できるターゲティングは異なる場合がございます。
3-4.テレビCMだけではリーチできない層にも広告が届きやすい
テレビCMは、リアルタイムで番組を視聴するユーザーのみに配信されます。
一方でTVerは「好きな時に番組を見れる」のが特徴。テレビ番組を見逃してしまったユーザーにも広告が届きやすいです。
テレビCMを出稿している場合は、並行してTVerへ動画広告を配信することで更なるリーチ拡大が期待できます。
3-5.安全性が確保された広告環境
TVerでは、地上波で放映されるための厳しい放映基準を通過した、良質なコンテンツのみが配信されています。
ブランドにマイナスイメージがつくことはありません。
4.費用・出稿フロー
ここからは、当社経由でTVerへ動画広告を出稿する場合の費用やフローをご紹介します。
※当社での取り扱いサービスは「Red TVer PMP配信」となります。
※代理店によりサービス内容は異なりますのでご注意ください。
4-1.費用
当社で取り扱うPMPメニューでは、広告表示1,000回あたりの単価(CPM)が決まっています。
当社にご依頼いただく場合、最低出稿金額は50万円(税抜)で、掲載期間は原則1週間以上となっています(2021年7月現在)。
テレビCMでは1回の放送枠ごとに費用が決まっており、放映回数も限定的です。
一方TVerへの動画広告出稿は、期間・予算に合わせて低単価で動画広告を配信することができます。
広告表示単価や費用の詳細については、ぜひご相談ください。
4-2.広告出稿までのフロー
広告掲載までの流れをご説明します。
配信希望内容やご予算などをお問い合わせください。
伺った内容をもとに配信シミュレーション・最適な配信プランをお出しいたします。2.ご発注
発注の意思確認をさせていただきます。3.広告素材の入稿・審査
広告素材を入稿します。広告主様の業態審査・広告素材審査も含めて12営業日程度かかります。
広告素材をお持ちでない場合は、弊社にて制作可能です!
4.配信開始
5.配信結果のご報告
配信結果を定期的にご報告させていただきます。
5.TVerへ動画広告を出稿する時に気を付けるポイント
5-1.ターゲットを絞りすぎない
高精度のターゲティングができますが、ターゲットを絞り込みすぎると配信対象が少なくなり十分な配信ボリュームに満たない場合がございます。
初めてTVerへ動画広告を出す場合は、ターゲティング条件を1つ(多くても2つまで)にするのがおすすめです。
5-2.スマホユーザーにも見やすいクリエイティブ
TVerは様々なデバイスで見ることができますが、一番多いのがスマートフォンユーザー。
テレビ端末よりも画面が小さいため、テキストの大きさやボリュームをコンパクトにするとよいでしょう。
5-3.余裕を持ったスケジュールで出稿する
TVerへの動画広告出稿は、地上波で流れるコンテンツと同等レベルの審査基準があります。
そのため広告の入稿から審査までに12営業日程度要します。
期間限定のイベントやキャンペーンなど、配信開始時期を後ろ倒ししたくない場合は余裕を持ったスケジュールで広告素材を準備しましょう。
6.まとめ:TVerへ動画広告を出稿して商品・サービスを多くの人に知ってもらおう!
TVerへ動画広告を出稿するメリットやポイントをまとめました。
- テレビCMだけではリーチできないユーザーに広告を届けることができる
- 商品・サービスの認知拡大に最適
- 地上波クオリティの審査があるので安全性が高い
インターネット広告会社であるユニークワンでは、YouTubeやSNSをはじめとするWeb動画広告運用を支援してきました。
2020年9月よりTVerへ出稿できる動画広告メニュー(Red TVer PMP配信)も取り扱っております。
商品・サービスの認知拡大に取り組む企業様、ぜひ一度ユニークワンへご相談ください!