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コラム

Instagramカルーセル広告とは?具体的な配信設定方法・3つの有効活用シーン・成果を出すコツまで詳しく解説します!

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カルーセル広告_FV

Instagramカルーセル広告とは、1つの広告に複数の画像や動画を表示させることができるものです。それぞれのクリエイティブに異なる誘導先や見出し、CTAを設定することができます。

「一枚の画像では伝えきれない」「各画像に複数の誘導先を設定したい」などという方にぴったりの広告です。

この記事では、カルーセル広告の入稿手順だけでなく、有効な活用シーンや事例、成果を出すコツまで詳しく解説します!

  • Instagramカルーセル広告の特徴
  • 3つの有効活用シーン
  • 入稿規定や具体的な配信設定方法
  • 効果的に運用するコツ

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1.Instagramカルーセル広告とは?

はじめに、Instagramカルーセル広告の特徴についてご紹介します。

1-1.複数枚のクリエイティブを表示できる

カルーセル広告は、1つの広告で複数枚の画像・動画を表示できることが特徴的です。

最小で2枚、最大で10枚(フィードの場合。ストーリーズは最大3)カード(※)を生成できます。

※カード:画像や動画、見出し、リンク、コールトゥアクションなどで構成された複数枚のカルセール広告の、一つ一つを「カード」という。

また、それぞれ異なる見出し・説明・リンク・CTAを設置可能。より多くの商品・サービス情報を伝えることができます。

1-2.配信面一覧

カルーセル広告の配信面は、選択したキャンペーン目的に応じて異なります。

・利用できるキャンペーン目的
認知度アップ/エンゲージメント/トラフィック/アプリの宣伝/リード/売上

・利用できる配信面(Instagram)
Instagramフィード/Instagram発見タブ/Instagramストーリーズ

1-3.インスタの他にカルーセル広告ができる媒体

Instagramの他にもカルーセル広告を出稿できる媒体はいくつかあります。

・Google広告(ファインド広告)
・Yahoo!広告(ディスプレイ広告)
・Facebook広告
・Twitter広告
・LINE広告
・ピンタレスト広告

▼ファインド広告について詳しくはこちら

Googleファインド広告の効果的な使い方とは?|GDNとの違いも解説!

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▼Pinterest広告について詳しくはこちら

ピンタレスト広告(Pinterest アド)とは?事例・広告の出し方・ターゲティングを丁寧に解説

Pinterest(ピンタレスト)とは、画像や動画で新しいアイディアを検索・シェアできるプラットフォーム。Pinterestの広告サービスである「Pinterest アド」について詳しく解説します。

同じカルーセル広告と言っても、媒体によって入稿できる画像の枚数・入稿規定などが異なります。

そのため今回は、Instagramをピックアップして詳しく解説していきます。

 

2.Instagramカルーセル広告の有効な活用シーン3つ

続いて、どんなシーンでカルーセル広告が効果を発揮するのかをご紹介します。

2-1.1つの広告で複数商品を紹介する

1つ目は、複数の商品を1つの広告でアピールしたい時です。商品カタログのような広告にすることができます。

また、各カードで異なるリンクを設定することができるので、適切なランディングページを設定しましょう。こちらは公式でもおすすめされている方法です。

例えば、ブラウスを表示するカルーセルカードにはブラウスのページへのリンクを、靴を表示するカルーセルカードには靴のページへのリンクを設定します。(引用:カルーセル広告のベストプラクティス

2-2.ストーリー性のある投稿を作成する

2つ目に、ユーザーに訴えかけるようなストーリー性のあるクリエイティブは、共感を生むことができます。

例えば、こちらはFacebookのカルーセル広告の事例ですが、Instagramのカルーセル広告でも同じ考え方ができます。

【配信事例】
・Project Repat(古着をキルトに仕立て直して販売している)の広告
・自社のキルトを愛用している人たちの写真を広告にし、お客様のストーリーを紹介
・広告効果は良好
・「自分の写真も載せてほしい」と他顧客から写真が寄せられるようになった

※参考:https://www.facebook.com/business/news/JA-carousel-examples

カルーセル広告_事例

(引用元:https://www.facebook.com/business/news/JA-carousel-examples

2-3.流れや手順を説明する

3つ目に、商品の使い方やサービス利用の流れを説明するシーンにも効果的です。

例えば、実際にユーザーが商品を使っている様子を、3ステップに分けて画像で表現できます。文章で説明するのではなく、実際に使用している場面を見せることでよりわかりやすく、魅力を伝えられます。

 

3.Instagramカルーセル広告の入稿規定

続いて、Instagramのカルーセル広告の入稿規定について、表にまとめました。クリエイティブを用意する際や、実際に入稿する時には以下に注意しましょう。

カルーセルカードの数(最小) 2
カルーセルカードの数(最大)

3 (ストーリーズ)/10 (フィード)

アスペクト比

1:1 (フィード)/9:16 (ストーリーズ)

解像度

1080 x 1080ピクセル(フィード)、1080 x 1920ピクセル(ストーリーズ)

画像のファイル形式

.jpg/.png

画像のファイルサイズ

最大30MB

動画の長さ

60秒以内(フィード)/15秒以内(ストーリーズ)

動画のファイルサイズ

最大4GB

テキスト

25文字以内

ハッシュタグ

30件以内

【その他 注意点】

・デフォルトではカルーセルカードをスワイプすると動画は自動再生される
・30秒未満の動画→約90秒ループする
・30秒以上の動画→ループなし
・自動再生機能は一部の地域では利用できない

※参考:カルーセル広告のデザイン仕様

 

4.Instagramカルーセル広告の配信設定方法

次に、具体的なInstagramカルーセル広告の入稿手順を解説します。

4-1.通常のInstagram広告同じように、広告グループまで作成する

広告グループを作成するまでは、シングル画像・動画を入稿する手順と変わりません。

広告マネージャーを開き、[作成]から適切なキャンペーン目的を選んで次へ進みます。

カルーセル広告_入稿1

その後、キャンペーンと広告セットに関しては、通常と同様に設定を行いましょう。

4-2.広告作成画面でフォーマットを「カルーセル」に

広告作成画面で、デフォルトで「シングル画像または動画」となっているフォーマットを「カルーセル」に変更します。

カルーセル広告_入稿2

4-3.それぞれのクリエイティブと誘導先を入稿する

フォーマットをカルーセルに変更すると。クリエイティブの欄にカルーセルカードが表示されます。[カードを追加]から画像・動画を追加できます。加えて、テキストやコールトゥーアクションも追加しましょう。

カルーセル広告_入稿3

4-4.Advantage+ クリエイティブは必要に応じて編集

クリエイティブを入稿すると、「Advantage+ クリエイティブ」の項目が表示されます。こちらは必要に応じて編集しましょう。

例えば「最もパフォーマンスの高いカードが、自動的に最初に表示されます。」という項目について。

カルーセル広告_入稿4

こちらはデフォルトでオンになっていますが、ストーリー性などを考慮して入稿した順に表示させたい場合は、必ずオフにしましょう。

さらに具体的に入稿手順を確認したい方は、下記公式ページもご覧ください。

※参考:広告マネージャからカルーセル広告を作成する

 

5.Instagramカルーセル広告を運用するコツ

最後に、Instagramカルーセル広告を効果的に運用するためのコツを4つ、ご紹介します。

5-1.画像だけでなく見出し、説明、コールトゥアクションもしっかり設定する

「2-2.ストーリー性のある投稿を作成する」では、ユーザーに訴えかけるようなストーリー性のあるクリエイティブは、共感を生むことができる、とお伝えしました。

ストーリーを伝えるには、画像・動画を工夫することも必要ですが、見出し・説明文・コールトゥーアクション(CTA)も重要です。

カルーセル広告は、各画像・動画ごとに異なる見出し・説明文・コールトゥーアクション(CTA)を設定可能。ストーリー性を踏まえた文言を設定してみてください。

5-2.カルーセルの最適化を試してみる

「4-4.Advantage+ クリエイティブは必要に応じて編集」の項目で、Advantage+ クリエイティブについて解説しました。

Advantage+ クリエイティブを使用すれば、自動でクリエイティブが最適化されます。

クリエイティブの自動最適化を許可して、見る人に合わせて広告をパーソナライズします。どちらがパフォーマンスを改善できるかの予測に基づき、最適化されたバージョンのクリエイティブまたは元のクリエイティブを表示します。(引用:Meta広告マネージャ管理画面より)

5-3.画像を工夫する

Instagramはビジュアル重視の媒体であるため、画像は工夫すべきです。単に「映える」画像ではなく、以下のような点に注意してみてください。

・インスタに馴染む画像にする
・1枚目にスワイプしたくなる引きのある画像にする
・横長複数で一枚の画像にしてみる
・スワイプを促す 

【事例】1つの商品を売り込む際に、横長複数の画像を使うことで、効果的にアピール

カルーセル広告_事例2

(引用元:https://www.facebook.com/business/news/JA-carousel-examples

5-4.プロに相談する

広告を運用する手間やリソースを考慮すると、効果的な広告運用が難しい場合があります。

また、広告の成果がなかなか出ない、とお悩みの方もいるでしょう。

そのため、広告のプロに依頼するのも一つの手段です。

ユニークワンはインターネット広告専業の代理店として、800社以上のお客様を支援した実績があります。ショッピングにお悩みなら、ぜひこちらからご相談ください。

 

6.まとめ

今回は、Instagramのカルーセル広告について詳しく解説しました。

  • 1つの広告で複数の商品やサービスをアピールできる
  • ストーリー性のあるものや手順を紹介するシーンに適している
  • カルーセルの最適化は必要に応じて設定をする必要がある

ユニークワンでは、多くの企業様の運用型広告を支援してまいりました。

Instagramカルーセル広告にご興味がある方は、お気軽にこちらよりご相談・お問い合わせください。

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