【2023年10月更新】Instagramのユーザー実態まとめ!利用者数・属性・企業のインスタ活用事例までご紹介
「インスタ」の愛称で親しまれるSNSサービス・Instagram。画像・動画を中心に楽しむSNSとして、日本でもユーザーは増えています。企業のマーケティング活動に取り入れることも多いでしょう。
これだけ流行していると「実はあまりInstagramを知らない…」とは言いにくいですよね。しかし「Instagramは見る専門で、投稿のやり方は詳しくわからない」という方も意外といます。
今回は、初心者向けに「Instagram入門ガイド」として分かりやすく&詳しく解説します。
- インスタの始め方や基本機能がわかる
- フィード・ストーリーズ・リールなどの投稿方法がわかる
- ビジネスでインスタを活用する際に知っておきたいポイントがわかる
特にビジネス目的でインスタを活用したい!という方にはおススメの記事です。ぜひご覧ください。
【2023最新版・Instagram活用セミナー開催!】
2023年8月24日(木)に、「2023最新版・Instagram活用セミナー|企業向けに投稿・分析のコツを基礎から解説!」を開催します!
企業がInstagramを運用する重要性、最新情報を踏まえた運用のコツ、投稿ネタの見つけ方、投稿分析の方法と、2023最新版・Instagram活用法を丁寧に解説します。
企業広報/SNS担当者様は、この機会にぜひご参加ください。
目次
1.Instagram(インスタグラム)とは?4つの特徴
インスタの使い方に入る前に、まずはInstagramの特徴を押さえましょう。
1-1.画像や動画を中心に楽しむSNS
Instagramは、写真や動画を共有できるSNS。「インスタ映え」という言葉からも分かるように、視覚的にオシャレなコンテンツが豊富です。
(引用元:Instagram公式アカウント)
近年はIGTVやリールといった動画フォーマットが増えたり、ショッピング機能を使えたりと、年々機能が増えています。
1-2.ユーザー層は女性だけでなく男性の利用も
「インスタ=若い女性向けのSNS」のイメージが強いかもしれません。しかしユーザー層を見ると、意外と男性の利用も多いのです。
※グラフは以下の参考データより推計:総務省統計局「人口推計・2022年1月報」/NTTドコモ・モバイル社会研究所「10代女性の3人に1人はTwitter、Instagramを3アカウント以上所有」
また、若年層だけでなく30-40代の利用ユーザーも多いです。幅広いユーザーがInstagramを利用しています。
1-3.情報収集ツールとしての利用
インスタは「特定の友だちとつながるためのツールだ」と思う方もいるはず。
しかしInstagramは「情報収集ツール」としての顔もあります。
(引用元:株式会社テスティー「【若年層リサーチ】テスティー、高校生・大学生の男女1,202名を対象に「SNSの検索機能に関する調査」を実施」)
若年層は自分から投稿を発信するよりも情報収集として利用することが多いです。
さらにその流れを加速するように、2021年11月には日本語版アプリで「キーワード検索」ができるようになりました。
たとえば新宿のイタリアンを調べたい時、今までは「#新宿イタリアン」のようにハッシュタグでしか検索ができませんでした。しかしキーワード検索では「新宿 イタリアン」と検索エンジンのように複数の語句で検索できます。
ハッシュタグになじみの薄かったユーザーにとっても使いやすくなり、より幅広いユーザーがInstagramを使うようになるかもしれません。
1-4.Meta社(旧Facebook社)のサービス
意外と知られていないのが、InstagramはMeta社(旧Facebook社)のサービス。
Facebookページとの連動性は高く、同時投稿ができたり、広告をFacebook・Instagramの両方に配信できたりします。
2.Instagramの始め方
Instagramを始めるために、アカウントを作成する方法をご紹介します。
個人アカウント/ビジネスアカウントで作成方法が異なるのでご注意ください。
どちらの場合でも、まずInstagramアプリをダウンロードしておきましょう。
2-1.個人アカウントの場合
個人アカウントの場合、電話番号またはメールアドレスで簡単にアカウントを作成することができます。
電話番号の場合はSMSへ、メールアドレスの場合はそのアドレスへ認証コードが届きます。認証コード入力後、アカウントの氏名とログインパスワード、誕生日を登録します。
その後、ユーザーネーム(英数字・アカウントに固有のもの)を登録すれば完了です。
2-2.ビジネスアカウントの場合
ビジネス目的でInstagramアカウントを開設する場合は、個人アカウントとして開設した後にビジネスアカウントへ切り替えましょう。設定>アカウント より「プロアカウントに切り替える」を選択すると切り替えることができます。
ビジネスアカウントへの切り替えについて詳しい手順は、こちらのコラムをご覧ください。
Instagram企業用ビジネスアカウントの作り方・注意点まとめ
企業でインスタを運用するには「ビジネスアカウント」を作成しましょう!この記事ではビジネスアカウントへの移行方法や注意点をお伝えします。
2-3.プロフィールの設定方法
アカウントの顔となるのが「プロフィール」。どんなアカウントなのかが伝わるよう、分かりやすい内容にしましょう。
メインで設定すべき項目は上の写真のとおりです。
ユーザーネーム | アカウントに固有のID。英数字で設定。 |
アイコン写真 | 丸くトリミングされて表示。正方形の写真がおススメ。 |
名前 | アカウントの名前。日本語の設定もOK。 |
自己紹介文 | 150文字以内で入力。ハッシュタグの入力もOK。 |
ウェブサイト | 好きなサイトのURLを設定できます。 |
住所 ※ | オフィスや店舗の住所を設定できます。 |
問い合わせ ※ | メールアドレスや電話番号を設定できます。 |
住所や問い合わせ先は、ビジネスアカウントでしか設定できないので注意しましょう。
3.Instagramの使い方|投稿を見る
ここからは、Instagramの使い方をご紹介します。
Instagramアプリに入ると下部に出てくるのがメインの機能です。
3-1.ホーム画面
ホーム画面では、自分のフォローしているアカウントやおススメアカウントの投稿を見ることができます。
上部に出てくるのは「ストーリー」。24時間で自動的に非表示となる投稿です。真ん中に出てくるのは、写真や動画などの通常投稿です。
表示順は、時系列ではありません。ユーザーの興味関心に合わせて順番がカスタマイズされてます。また、フォローしたアカウント以外の投稿も出てくるので、新しい発見にもつながります。
3-2.発見タブ
発見タブは、その名の通りユーザーが新しいものを「発見」することに特化しています。
「検索窓」からは、ハッシュタグやアカウント名はもちろん、通常のキーワードなどでも検索できます(詳細は後述)。Instagram内での検索エンジンというイメージです。
「地図機能」では、現在地周辺のお店やスポットの投稿が一目でわかるように表示されます。
お店の名前をタップすると、お店に関する投稿やインスタアカウント情報、開店時間、問い合わせ先などが表示されます。飲食店やホテルなど、店舗型のビジネスでインスタを使うならぜひ押さえておきたい機能です。
▼地図機能の詳細はこちらの記事をご覧ください!
インスタグラム新機能「地図検索」を集客につなげる4つの実践ポイント
2021年5月にリリースされた「地図検索」機能。集客につなげる具体的な実践ポイントを解説します!
「おすすめ投稿」については、ユーザーにとって関連性が高く、価値ある投稿が自動的に最適化されて表示されます。
3-3.ショッピング
ショッピング機能は、Instagramの投稿から通販サイトへアクセスできる機能です。気になるお店を検索できるのはもちろん、おススメの投稿から新しいお気に入りが見つかるかもしれません。
ホーム画面の投稿でも、ショッピング機能を使った投稿が表示されることもあります。
(引用:Instagram公式ヘルプページ)
左下にカバンのマークが付いているのは、ショッピング機能を使った投稿です。
気になる商品があれば、そのままECサイトにアクセスして購入できます。
3-4.リール
リール(Reels)とは、Instagram上で15秒~最大30秒の短尺動画を共有できる機能です。2020年8月にリリースされて以来、リール投稿は増え続けています。
(引用元:Instagram公式ページ)
動画にはスタンプや音楽、ARエフェクトなどを追加でき、よりクリエイティブな動画が作れるようになっています。同じく短尺動画のSNS「TikTok(ティックトック)」ライバル機能なのでは?ともいわれています。
4.Instagramの使い方|投稿方法
ここからは、具体的にInstagramで投稿する方法をご説明します。
自分のプロフィール画面右上にある「+(プラス)」ボタンをタップすると、投稿の種類を選択できます。
投稿できるのは6種類です(2022年2月現在)。
投稿 | フィード(ホーム画面のタイムライン)に表示される写真・動画 |
リール | 15-30秒の短尺動画 |
ストーリーズ | 24時間で非表示になる投稿 |
ストーリーズハイライト | ストーリーズをプロフィール画面に固定できる投稿。24時間経っても表示されます。 |
ライブ | 動画を生配信できる投稿 |
まとめ | 自分や他のユーザーの投稿を一覧にまとめられる投稿 |
今回は、最もよく使う「通常投稿」「ストーリーズ」の2つについて、投稿方法をご紹介します。
4-1.通常投稿(フィード投稿)
まず最初に、ホーム画面フィードで表示される通常投稿の作成方法をご紹介します。
投稿の種類で「投稿」を選択したら、投稿したい写真や動画を選択します。複数枚でもOKで、動画と写真が混ざっていても問題ありません。
投稿を選んだら、フィルターなどで画像を加工できます。
フィルターで雰囲気を変えたり、明るさや色味を調整したりしましょう。
「次へ」を選択すると、キャプションなどを設定する画面へ遷移します。
「キャプション」は、投稿の説明部分。最大30個までハッシュタグを加えることもできます。
「タグ付け」と「場所」は任意です。タグ付けは、他のユーザーのアカウントを関連付けて投稿できる機能。場所は、特定のスポットと投稿を関連付けることができます。
これらの準備が整ったら「シェア」をタップして、投稿完了です。
4-2.ストーリーズ
もうひとつメインの投稿タイプが「ストーリーズ」。24時間以内で消えるので、気軽に投稿しやすいのが特徴です。
投稿タイプを選ぶ画面で「ストーリーズ」を選択します。すると、画面いっぱいフルサイズで写真や動画を撮影できる画面に遷移します。「動画や写真を撮影する」か「既存の動画や写真から投稿を選ぶ」か、どちらかの操作をしましょう。
この画面で動画を撮影する場合は、真ん中のボタンを長押しします。
ストーリーへ投稿するものが決まったら、加工していきましょう。
「タグ付け」では、他ユーザーのインスタアカウントとストーリー投稿を紐づけることができます。テキストやスタンプ、エフェクトも活用しながら投稿を作り、「ストーリーズ」をタップすれば投稿完了です。
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5.Instagramをさらに活用!5つのポイント
ここからは、インスタをさらに活用したいときに押さえるべき5つのポイントをお伝えします。
5-1.予約投稿機能
インスタをマメに更新しよう!と思っても時間がとれず、つい投稿が疎かになることも。そんな方におすすめなのが「予約投稿」機能。スキマ時間でフィード投稿をストックし、設定した時間に投稿することができます。
予約投稿には、Instagram公式ツール「クリエイタースタジオ」がおススメ。
(引用元:クリエイタースタジオ公式サイト)
フィード投稿・IGTVをパソコンから予約投稿できます。公式サービスであるため、日本語対応&操作画面が直感的でわかりやすいです。パソコン操作に不慣れな方でも簡単に使えます。
注意点として、クリエイタースタジオは個人アカウントでは使えません。プロアカウント(ビジネスアカウントorクリエイターアカウント)が使える機能です。
Instagram予約投稿の詳しいやり方は、こちらのコラムをご覧ください!
Instagramで予約投稿をする簡単な方法|投稿におすすめの時間も
インスタをマメに更新しよう!と思っても時間がとれず、つい投稿が疎かになっていませんか?そんな方におすすめなのが「予約投稿」機能。予約投稿のやり方や投稿にオススメの時間帯を解説します。
5-2.リポスト機能
他のユーザーが投稿した写真を自分のアカウントでシェアできるのが「リポスト(リグラム)」機能。インスタではツイッターのリツイートほど手軽にはできませんが、リポスト機能を使えば他の方の投稿をシェアできます。
例えばインテリアメーカーの場合、ユーザーが自社のインテリアを利用している投稿をリポストする、と活用できます。
Instagramアプリから、簡単にリポストできます。Android・iOS両方対応してるので、公式アプリからのリポストがおススメです。
リポストの詳しい手順は、こちらのコラムをご覧ください!
インスタ公式アプリでリポストする最も簡単な方法
この記事では、Instagramで他のユーザーの投稿を自分のアカウントからシェアできる「リポスト」のやり方をご紹介します!
5-3.Instagram広告
ビジネス目的で本格的にInstagramを運用したい場合、地道に投稿を重ねるだけでは中々フォロワーが増えにくいことも。SNS担当者にとってもモチベーションが上がらず、Instagram運用が手間になってしまう…と悪循環になりかねません。
そんなときにおススメなのが「Instagram広告」。
フォロワー以外のユーザーにも自社の投稿を宣伝できます。商材の認知拡大や購入促進など、さまざまな目的に活用できます。
(引用元:Meta for Business「Facebook広告ガイド」)
Instagram広告のメリットは、精度の高いターゲティングでピンポイントに広告を届けることができる点。性別や年齢はもちろん、興味関心やライフイベント、仕事などでもターゲティングできます。
また、Instagram広告は運用型広告のひとつ。クリックや広告表示がされるたびに課金される方式です。予算を設定しておけるので、予算オーバーの心配もなく手軽に始めることができます。
Instagram広告については別記事で詳しく解説しています。ぜひご覧ください!
初心者向けInstagram広告(インスタグラム広告)の基本!広告費用も実例つきで紹介
インスタ広告は、意外と手軽に始められるって知ってましたか?この記事ではInstagramの基本情報や広告の種類、費用感などを実例を交えてご紹介します。
5-4.Instagramキャンペーン
知名度UPやフォロワー獲得に効果的なのが「Instagramキャンペーン」。「アカウントをフォローして特定のハッシュタグを付けて投稿をした人に〜〜をプレゼント」などのイベントを指します。
キャンペーンを行う際は、Instagramのガイドラインに沿った運用がポイントです。具体的には、プロモーションガイドラインやコミュニティガイドラインを守る必要があります。
例えばコミュニティガイドラインには「いいね!」やフォロー等のやり取りの見返りに、現金や現金同等物を提供することが禁止されています。つまり「抽選や優劣をつけず全員に」「金銭・金券をプレゼントする」といったキャンペーンはNGです。
インスタキャンペーンは以下のコラムで詳しく解説しています!ぜひご覧ください。
【2021年7月更新】Instagramキャンペーン実施の注意点・禁止事項まとめ
フォロワー獲得や知名度UPに効果的な「インスタキャンペーン」。実施時の注意点やポイントを詳しく解説しました。
5-5.Instagram分析
Instagram運用で大事なのは、ユーザーに良い反応がもらえる「投稿の勝ちパターン」を見つけることです。
「どんな投稿がいいねをもらいやすいのか」
「ユーザーに見られやすい投稿時間帯はいつなのか」
「自社のアカウントをフォローしているのはどんな人なのか」といったことを分析し、投稿内容を改善していく必要があります。
分析ツールを使って勝ちパターンを見つけるべきですが、なかには費用が高かったり機能が多すぎたりして使いこなせないことも…。
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(ooowlの「投稿分析」画面)
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ooowl(オウル)についてマンガで紹介しているページもございますので、ぜひご覧ください!
マンガでわかる!Instagram分析ツール「ooowl(オウル)」
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6.まとめ:インスタを楽しんで使おう!
いかがでしたでしょうか?
今回はInstagramの使い方・入門ガイドとして、インスタの特徴から基本機能、使い方まで詳しく解説しました。
- 20-40代の男女に幅広く利用されている
- フィード投稿やストーリーズ、リールを投稿して楽しむ
- ビジネス目的で利用する場合は広告や分析も忘れずに
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